a_sue’s diary

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『発達障害に気づかない大人たち』 星野仁彦 祥伝社新書 祥伝社

買ったのはここ
アスペルガー症候群と注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの発達障害が大人にもあって、意外に気づかれてないという話。症状を上げられると明らかに思い当たるもの多数。自分だったりまわりだったり。
で、「あ、自分はダメな人間だと思ってたけど病気だったらしょうがないよね」という逃げの発想になっちゃうとこがダメダメだなぁ。かといって診察受けようにもどこに行けばいいかわからないし。
しかし、みんながみんなバランスよく発達するわけじゃないだろうに、標準から外れてたら病気という考え方は正しいのだろうか。
P.240に載っている金沢大学子どものこころの発達研究センターの人が京都大学に入学した自分の息子のために独自の特別支援教育プログラムを作成して依頼した話は、どう読んでもモンスター・ペアレントがわがまま言ってる話にしか読めないのだけど、それは正義なのだろうか。車いすの人が入学する大学にバリアフリーを求めるのと同じ?それとは違うよね。なんだかな〜という感じ。
さて、どうしたものやら。

発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)

発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)