a_sue’s diary

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『アイデア対決・全国高等専門学校 ロボットコンテスト2010年全国大会』 @両国国技館

今年もかみさんと行ってきた高専ロボコン。今年も素晴らしかった。
去年よりちょっと早く出て、国技館に到着したのが11時半ちょっと前。行列は1往復とちょっとぐらいの長さ。天候に恵まれて暑すぎず寒すぎず、ちょうど良い。NHKのカメラと、半田健人がいた。あとでピットリポートなどを担当と紹介されていたので、テレビ放送の時に出てくるに違いない。
で、定刻11:45ちょっと前に列が動き出して、入場したのがちょうど12時頃。例によって入場の列は3列。左端に並んで、席は2階正4列53,54番。正(正面)といいながら、向かって一番端の角のななめの端で、通路をはさんだ次の席は東という。こっちの角にはクレーンカメラがあるし、司会席は2階の前の方が邪魔になって見えないし、あまり条件は良くない。始まってみると2階席は照明がほとんどないのでメモを取るのにも暗くて苦労しました。
というのは置いといて、今年のテーマは「激走!ロボ力車(りきしゃ)
ロボコン
二足歩行ロボットが、途中で人を乗せた部分とドッキングしてゴールを目指すスピードレース。ゴール手前に高さ2.5mのリングがぶら下がっていて、そこに鍵を引っかけなければあらない。
スピードが要求されるのに、人を引っ張るパワーも必要で、低重心で安定させようとすると高いところに鍵を引っかけるのが難しくなるという相反する要素が入っていて、設計はそれだけ難しくなる。
どのチームもうまくまとめていたが、あえて引かせる人を3人にしてパワーを見せるチームや、重量的に不利になるのにきれいなデザインのガワをつけたチーム、コンパクトにまとめて圧倒的なスピードを見せるチーム、搭乗型にこだわり、人を乗せて二足歩行してみせるチームなど、いろんな形があってどれも見事な完成度。
勝敗はスピードで決まるので、ミスがあるとそれだけ遅れる。ミスがあったときにどうリカバーするかも見所。バックできないのでリスタートするチーム、自力でバックしてやり直すチーム、そこもいろいろな対応があり、どこも見事。
数年前までの、からくりでゲームを競うスタイルと比べると、今回はほんとにロボットにロボットとしての機能を要求して、それに見事に応えているのが、すばらしかった。
エキジビションが2回あり、1回目は搭乗型二足歩行ロボットのデモンストレーション。解説の木村先生と、女子アナがそれぞれ別のロボットに乗る。どちらも初めての人が乗ってちゃんと操縦できる完成度の高さが素晴らしい。
2回目のエキジビションは、東西に別れて4チームずつが最初からドッキングした状態でU字型のコースを走るリレー競技。今回のテーマでは、180度旋回は含まれていないのだけど、できそうなチームを選んでの競技ということで、どこも見事に見せてくれた。
2002年以来、1回行けなくて8回見てる高専ロボコン、今年もたっぷり楽しませてもらいました。来年も行くぞ。