買ったのはここ
カタカナで「キケン」と書かれるとピンとこないが、「機研」のこと。なんだその略称なら使ってるとこが割と身近にあったぞ。
で、舞台はほとんど男子校状態の工学系大学の部活。
まあ、「究極超人あ〜る」の光画部というか、「妖精作戦」シリーズのあいつらというか、「星のパイロット」シリーズの会社というか、そういうマニアックに突っ走る個性的なメンバーのエピソードの数々。
有川浩らしく男女ネタもあって、濡れ場まであるとは思わなかったぞ(笑)
あとがきだけ先に読んでたんだけど、そんなのすっかり忘れてたのでちょっと意表を突かれてしまったり。
我が身を振り返ると、工学部機械科卒なので、まあこんな風に男の世界だったのだけど、部活の代わりに4年で研究室に別れて卒業研究してた頃がこんな雰囲気あって楽しかったなぁ。学校に来ると研究室がベースで、そっから授業に出て、何もないときは研究室でメンバーが持ち込んだ当時出たばかりのPC-8001にゲームを打ち込んだりして遊んでた。ラジカセでガンダムやイデオンのサントラ流したりしながら。
そんなことを思い出しながら、面白くてやめられず、土曜の昼間出先に持ち歩いて読了。
面白かった。
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/06/26
- メディア: 文庫
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