『ガッチャマン』 @スペースFS汐留

かみさんが試写会を当てたので、ふたりで見に行った。
映画「ガッチャマン」実写版非公式ファンサイト
会場はスペースFS汐留という初めての場所。
日テレ主催なので近くの汐留なのかなと思いつつ、あまり早く行くと暑いので、18時開場の40分ぐらい前に現地着。地下から日テレ方面に向かい、目星をつけた階段を上がるとちょうど目の前の外階段に行列が出来ている。外かぁと思いつつ、並んでから前方を偵察に行くと、すぐ上の入り口ガラス戸前に「ガッチャマン」のポスターパネルがあって、そこからの行列がせいぜい20人程度。17時半ぐらいに横4列に詰めさせられて、下がだんだん延びていくが、そんなに列が長くない。ざっと数えてもこの時点で100人とかそんな感じ。
そもそもここのキャパを知らないのでググってみた。
http://www.asumu.jp/fs/index.html
席数は167。シネコン並みのスクリーンとスタジアム席に、シートはずっと高級そう。これまでの一般向け試写会会場とレベルが違うぞ。
18時ちょうどに開場して、順番に中に入り自由席。F-8,9を確保。見事にど真ん中。
なかなか快適だけど、冷房が効きすぎてて、この夏の外用のカッコしてるのでちょっと寒い。

18時半から上映開始。
まずは『劇場版おはよう忍者隊ガッチャマン』。日テレ朝のZIPでずっとやってたおなじみの作品だけど、完全新作で、3Dモデリングされたスーパータートルキングがかっこいいぞ(笑)
それが3分ぐらいで、続けて本編。東宝ロゴと日テレロゴが出たかなぁ。日活がクレジットされてたけど、~~おなじみの富士山のアイキャッチはなし~~。富士山は松竹でしたね。日活は違うわ。
日活と言えば、その昔「科学忍者隊ガッチャマン」を再編集して劇場公開したときが日活だったかなぁ。
設定はかなりオリジナルになってるが、侵略されてる市街の描写が日常と非日常の混在でいい感じ。普通の街中を戦車が走ってたり。
チラシの情報でVFXをやってるのが白組ってことで、そうと知って見てると山崎貴監督の『リターナー』に通じるような映像の雰囲気があったり、ディテールをもった巨大なメカは実写版の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を連想しちゃった。ゴッドフェニックスなんか、もっとスッキリしてていいと思うんだが。
松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽などを使った話の展開はラノベ的かな。君たち、もうちょっと恋愛より仕事に重点置こうよと思っちゃった。『風立ちぬ』で恋人に寂しい思いをさせてるという批判があるようだけど、あの頃って恋愛にうつつを抜かしてないで仕事しろって時代だと思う。この作品は逆に任務中でも恋愛にうつつを抜かしてるような価値観で動いてる気がした。