a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『『風立ちぬ』を語る 宮崎駿とスタジオジブリ、その軌跡と未来』 岡田斗司夫 FREEex 光文社新書 光文社

買ったのはここ。出先の待ち時間に読んであっという間に読了。
風立ちぬ』を語る部分はおおむね読んだことがあるし、「カリオストロの城」のOPを分析してる部分は『東大オタク学講座』で読んだ。

東大オタク学講座 (講談社文庫 お 103-1)

東大オタク学講座 (講談社文庫 お 103-1)

今回初めて読んで面白かったのは、宮崎吾郎監督に関する部分とアリエッティのスタッフが考えてたことに関する部分。
若い監督はみんな宮さんがつぶした。宮崎駿がやらないといった『ゲド戦記』をやれたのは、子供の頃から慣れていた息子の宮崎吾郎だけだったんじゃないかと。
なるほど。
アリエッティのスタッフはジブリの現状を作品で表現してたと。あまりうまくなかったけど。
最後に『風立ちぬ』と『火垂るの墓』の類似性の話があって、岡田斗司夫の分析力がやっぱり面白いわ。