『BANANA FISH 1 [Kindle版]』吉田秋生別コミフラワーコミックス小学館

初出別冊少女コミック昭和60年5月号〜
吉田秋生は、'70年代後半に萩尾望都を追って読んでいた別コミに載ってたので、「カリフォルニア物語」あたりは結構読んでたんだけど、この作品は'85年からの連載で、タイトルは知ってるが読んでない。
絵柄が大友克洋風になってるなぁと思いつつ、単行本はシュリンクされてて立ち読みも出来ないし。奥付を見るとフラワーコミックスの1巻が1987年1月20日だから出たのが'86年の年末か。車貧乏で戦線を縮小してた時期だから新しいシリーズを買い始めるのは控えてた頃だなぁ。「ドラゴンボール」すらこの頃は買ってなくて、後で追いかけたくらいだ。

というわけで、知ってはいたが読む機会がなかったのがこの作品。
期間限定無料版が公開されてたのでとりあえず1巻だけダウンロードして読んだ。
'80年代の少女マンガ誌は、どんなものでも載せる懐の広さがあって、少年誌に載らないものなら何でも載っていた。
とはいえ、ベトナム戦争から始まって、その戦争を引きずるようにしてニューヨークの裏社会を舞台にしたドラマを描くって、どんだけ何でもありな世界なんだか。
日本から取材に来てそんなトラブルに巻き込まれたエイジと、若者のグループのボスであるアッシュがメインで話が進んでいくのかな？
とりあえず2巻も読みます。
無料だからって3巻までまとめてダウンロードしたものの、1巻冒頭でうんざりして読むのやめちゃったのがあるけど、これは面白いよ。
全19巻かぁ、、、