昨日読み始めた『工具の本 総集編』で、肥後守を作ってる会社が紹介されていて、今(記事は2006年)ではたった一社の、たった一人の職人さんが作っているとか。
小学生のころ買って貰って持ってたが、息子達が小学生ぐらいのころに東急ハンズで見たら1,000円以上の値段が付いててとても買えないと思い、鉛筆削りの練習には切り出し小刀を買った。
というわけで、急に欲しくなって、Amazonでチェックしたらそんなに高くないのもある。レビューを見るとそれなりらしいけど、元々小学生ぐらいが道具として使うものなのでそれなりで十分。
というわけで選んだのが肥後守 クロームナイフ 全鋼 大。
肥後守 クロームナイフ 全鋼 大 全長約175mm 刃渡り約77mm
- 出版社/メーカー: ヒゴノカミ(Higonokami)
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
- 出版社/メーカー: 北正
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
刃を開こうとすると確かに固いが、一度開けばあとはそれほどでもない。
切れ味は自由な紙は切れないが、しっかり支えた紙は切れる程度。
包丁を研ぐのに使ってる砥石で研いでみると、普通の文化包丁の変な刃と違って素直な両刃なので研ぎやすい。
ちょっと研いだらそれなりに切れ味が良くなった。
刃物用椿油を塗っておしまい。
このモデルは刃が柔らかめらしいけど、こまめに研いで性能を維持してやれば良かろう。
って、ペンケースに入れてる鉛筆を研ぐのに使う程度だし、その鉛筆もほとんど使わないのであまり研ぐ必要はなさそう。