『皇国の守護者９ -皇旗はためくもとで (中公文庫) [Kindle版]』佐藤大輔中公文庫

買ったのはここ。
8巻と比べて一瞬と言っていいくらいのペースだったかなと思ったけど、2週間かかってたか。
皇宮を巡る攻防戦。戦闘シーンはやっぱり手が止まらないわ。通勤中もあまりよそ見せずに読めるときは読んでたし。
そしてラスト近くを読んでいて、あれ？これちゃんと終わってるじゃんという驚き。
ノベルスの9巻を発売時の2005年に読んでるんだけど、その後ずっと続きが出ないなーという印象だけ頭に残ってた。
でも今回久しぶりに読むと、これはちゃんと終わってるわ。僕に読解力がなかっただけか。
と、一気にラストの話になっちゃったけど、前半は理想的な軍隊を描いてたなぁ。いや、軍隊に限らないけど、上下の風通しが良く、普段からコミュニケーションを活性化することでいざという時にも自由に意見を言える雰囲気があり、最後は上官がきちんと責任を取るという。
飛行機の代わりに龍がいるが、輸送機に当たる概念が登場する。そこら辺も面白かった。
さあ、文庫の番外編を残すのみ。