a_sue’s diary

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読了『不寛容論: アメリカが生んだ「共存」の哲学』 森本あんり 新潮選書 新潮社

買ったのはここ。
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いろいろ割り込みがかかった上に紙の本は移動中に読めないのでずいぶん時間がかかった。
寛容と不寛容。
極度な寛容を求める行為は不寛容であると。
ここら辺結構パラドックスだよね。
そういう、どこを許容のラインとするかとか、奥が深い。
ロジャー・ウィリアムズという名前を初めて知ったけど、他者の信仰を邪魔しないとか、僕がキリスト教徒について抱いてる印象とだいぶ違う人物で興味深かった。
最初の方に書いてあって殆ど忘れてたけど、日本人は他国人にくらべて不寛容であるというのはちょっと衝撃。
面白かった。

不寛容論: アメリカが生んだ「共存」の哲学 (新潮選書)

不寛容論: アメリカが生んだ「共存」の哲学 (新潮選書)

  • 作者:森本 あんり
  • 発売日: 2020/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)