a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『鉄腕アトム 《オリジナル版》02』 手塚治虫 復刊ドットコム

初出

ZZZ(スリー・ゼット)総統 少年 1954年9月号~12月号
別冊ふろく 電光人間 少年 1955年1月号
ゲルニカ 少年 1955年1月15日発行 お正月大増刊号
生きている隕石 少年 1955年2月号~9月号
別冊ふろく なぞの冷凍人 少年 1955年7月号
人工衛星W47 少年 1955年10月号~12月号・1956年2月号
別冊ふろく アルプスの決闘 少年 1956年1月号
アトラス 少年 1956年3月号~7月号

今回は予告カットの類いがなかったので、これがほぼすべて。
別冊ふろく以外の本誌連載分はずっと6,7ページ。これ1冊で1年半以上ですよ。週刊連載の単行本なら3ヶ月で1冊ぐらい。
「電光人間」を、当時高校生の石森章太郎がほとんど描いた話は有名だが、「アルプスの決闘」の絵が、途中から明らかに別人。
誰かと思ったら、最後のページの柱に「☆手塚治虫先生、ご急病のため、三十五ページから、先生の案を、桑田次郎先生がおかきになりました。」とある。
初めて知った。いや、聞いたことはあったかもしれないけど、記憶になかった。
「アルプスの決闘」って、のちの単行本バージョンだとアトムが恐怖を知る話のタイトルとして使われてるんじゃなかったっけ。
人工衛星W47」って、中を読むと「黄色い馬」なんだけど、中に出てくる名前としては「赤い馬」だったり、先生どんだけいじるんですか。
と言うようないろいろが面白かった。