a_sue’s diary

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『BOOGIE WOOGIE WALTZ (OTOMO THE COMPLETE WORKS 2)』 大友克洋 講談社

初出

BOOGIE WOOGIE WALTZ 週刊漫画アクション 1974年4月25日号
BOOGIE WOOGIE WALTZ 週刊漫画アクション 1974年5月23日号
ONE DOWN 週刊漫画アクション 1974年7月4日号
目覚めよと呼ぶ声あり CHORAL PRELUDE WACHET AUF ―「コラール」より前奏曲 週刊漫画アクション 1974年8月15日号
心中―'74秋― 週刊漫画アクション 1974年10月3日号
傷だらけの天使 第一話 暗夜行路 週刊漫画アクション 1974年10月31日号
傷だらけの天使 第二話 パック 糞面白くもなかった今日の終わりに 週刊漫画アクション 1974年12月5日号
傷だらけの天使 第三話 短距離走者の連帯 週刊漫画アクション 1975年2月6日号
傷だらけの天使 第四話 醜悪の軋み 週刊漫画アクション 1975年3月6日号
傷だらけの天使 第五話 チュンパラブギウギチュンパラブギ 週刊漫画アクション 1975年6月5日号
傷だらけの天使 第六話 スカッとスッキリ 週刊漫画アクション 1975年2月6日号
辻斬り 週刊漫画アクション 1975年8月23日号
傷だらけの天使 第七話 ROCK 週刊漫画アクション 1975年11月27日号
漫画アクション増刊 1976年1月3日号
鏡地獄 原作:江戸川乱歩「鏡地獄」 別冊漫画アクション 1976年3月12日号

途中までコマ割や吹き出しも普通のマンガになってなくて、絵も当時の青年誌に多かったリアル志向が強くて汚いイメージばかり。
正直買ったことを後悔しながら読んでたら、1975年ぐらいから昔の単行本で読んだ大友克洋っぽくなってくる。
最後の解説を読むと、当時見た映画などの影響で文藝作品的な実験作みたいなものばかりになってたと。
編集部がそれを許してくれてたってのは、「漫画アクション」だねぇ。