買ったのはここ。
a-sue.hatenablog.com
着手はいつだったか忘れたが、外では基本的に電子書籍しか読まなくなったので、紙で買ったこれは遅々として進まず。
したら1年経って次が出ると。
というわけで、途中で止まってたのを再開。
したら途中からやめられなくなって、休日に駅伝やらゴルフやら日本シリーズやらを見ながら深夜に読了。
母となったアンが、多分当時の平均的な価値観とはだいぶ違うであろう子育てをしている様子とか、母として子どもに向き合いながら、心の中では大笑いしてるとか、そういうエピソードを連作短編風に積み重ねていく。
幼い子どもたちの狭い世界での悩みに向き合うエピソードのあと、アン自身のエピソードで結ぶ。
村岡花子訳を読んだのは学生時代なので、このあたりの面白さは多分理解できてなかったろうな。
まあしかし、いかにも気難しい老婆として描かれる人物が55歳ですよ。クラクラしちゃうね。
その人の誕生ケーキに55本のローソクを立てるアンもどうかしてると思うが(笑)
子どもたちのエピソードにはいろいろ自分の体験を重ねてしまったりして、子どもにとっては深刻な大事件だよなぁと感情移入しちゃったり。
面白かった。さあ、これで新刊を読む準備が出来ましたよ。
あ、以前の反省を踏まえて、今回は訳注を最後に読みました。
これが正解だね。