a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

読了『日本の宇宙開発最前線 (扶桑社BOOKS新書) Kindle版』 松浦晋也 扶桑社

買ったのはここ。
a-sue.hatenablog.com
割とすぐ着手してサクッと読了。
前半はソ連アメリカの宇宙開発から。
ロケットが大きくなり衛星が大きくなり、一方で半導体の進歩で同じサイズで機能は上がるという。
2000年代にスペースXが登場して、パラダイムシフトが起きる。
成功したものを使い続けるのではなく、次々により大きな新しいものを開発する。
目的は火星植民地。
個人のハッキリとした意志で推進する開発は強い。
後半は日本の宇宙開発。
1990年頃まではまあまあ行けてたが、スーパー301条でやられて以後は政治に翻弄される。
独裁と衆愚政治の対比のような様相を呈し、宇宙について何の情熱も持たず(※個人の印象です)政治の権力争いしか意識にないような官僚が何を成し遂げられるというのか。
絶望しか感じない。