a_sue’s diary

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『竜とそばかすの姫 BELLE』 @MOVIX亀有

11:00の回、シアター10のK-18, 20。
水曜の夜、予約できるようになってすぐぐらいのタイミングだったので誰も居ないところでほぼ真ん中を取った。今は一つ空け。
1日10回ぐらいやってる中で、かみさんの希望もあって一番大きなシアター10の回を選択。

細田守監督作品は、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』から見てるんだけど、『サマーウォーズ』が一番のお気に入りで、そのあとの作品はなんか気になるポイントがいろいろあって乗りきれない感じ。
作画のレベルはもちろん素晴しいのだけど。

という前提で今回の作品。
絵もアニメーションも素晴しいけど、いろいろ気になってしまうのは同じかな。
まあ、悪くはなかったけど。
冒頭の飛翔感は、ちょっと怖くなるくらいだったし。
12年前の「サマーウォーズ」がガラケー時代だったのに対し、今回はスマホが当たり前の世界。
舞台は画面中のヒントから 2023年、2028年、2034年あたりが候補だけど、Uのマンマシンインターフェイス以外そんなに未来にも見えないから2023年?
Uがいつ頃からあるのか知らないけど。

ネタバレを書く前に、パンフのこと。
820円で横長。それなりの厚さなんだけど、エンドクレジットが収録されてない。邦画はエンドクレジットフル収録が多いので油断した。
エンドクレジットの左半分に名場面が止め絵のスライドショーで最後まで出続けるのでついそっちも見ちゃうんだけど、文字に集中すべきでした。

気になったことを書いておかないとあとで読み返すと忘れててなんだったか判らなくてモヤモヤするので、以下ネタバレあり。







主人公すずが初めてUに入る時点で50億の参加者がいて、まあそれはいいんだけど、そんな時点で「Bell」なんてアカウント取れるわけないでしょ。
で、すずの「AS」は普通に人型なんだけど、わけのわからないモノもいっぱいいたなぁ。あの人たちはどういうつもりでそんな姿なのか。
視覚から感覚から置き換えちゃうようなインターフェイスでどうやってるんだろう。
あのインターフェイスも、自分の部屋で一人でやってみるにはずいぶん恐ろしいもので、ジャックインしてる間オリジンは抜け殻じゃないの?
後半では普通に生活しながらBELLEも動いてたりしてたけど。
龍だけあんな城を持ってる理由も全く説明されないし、主役クラスと雑魚キャラの扱いが格差ありすぎてひどい。
白い服着た自警団の下っ端も、AIじゃなくて普通に生きてる人がやってるんだろうに。
美女と野獣」は田舎の村と村はずれの城の話だからありだけど、50億の参加者がいる仮想空間でキャラの配置がいびつ。




絵は美しかった。

『ハイデガー『存在と時間』入門 (講談社現代新書) Kindle版』 轟孝夫 講談社

本日の日替わり。
名前だけ知ってるハイデガー
いい機会なのでポチッと。
7冊まとめ買いでポイント10%が今朝見たら入ってて、実質無料でゲット。
順番に読みます。って、いつになるんだろう。

『MAO(マオ) 9』 高橋留美子 少年サンデーコミックス 小学館

初出 週刊少年サンデー 2021年第10号~2021年第19号

ちゃんと発売日の昨日買ったんだけど、テレビで「サマーウォーズ」を見てて読めなかったので朝起きてサクッと読了。

令和2年と大正と。
いや、向こうは大正だけなの?なんか読んでてだんだん混乱してきた。
夏野さまの話と、かがりの話と、ゆら子の話と。

10巻は10月18日頃。

『ととある日のクル 4 (ペット宣言) Kindle版』 竹本泉 秋水社ORIGINAL

これも今朝 kindle版が出現したのでポチッと。
紙版は『ある日とある日ととある日のクル (ダイトコミックスPET)』というタイトルで大都社なんだが。
よくわからん。

『東シナ海開戦6 イージスの盾 (C★NOVELS) Kindle版』 大石英司 C★NOVELS 中央公論新社

毎日チェックしてたんだけど、今朝 kindle が現れたのでポチッと予約。
紙の方は首都圏の大手で昨日の夕方ぐらいから存在したらしい。
と聞いたので、昼休みに紀伊國屋書店新宿本店をチェックしたら、どんと平積み。kindleでは読めない著者のお言葉を立ち読みしてきた。

『冒険者たち』

ふと見たくなって、持ってたよな?と思って検索したら持ってる。
a-sue.hatenablog.com
ぱっと見えるとこになくて、あちこち掘ったら出てきた。
昔テレビでやったし、同年代の映画好きならたいてい見てると思ったんだけど、かみさんが見た記憶がないというのでゴールデンタイムにテレビを見ずに見た。
ああなつかしいと思いながら見てたら、1時間22分過ぎのあたりで映像が止まって先に進まなくなった。
プレイヤーのコンセントを抜いてみたり、いろいろやってもダメ。
円盤にはそれといって傷も汚れも見当たらない。
あと30分、一番いいところなのに。
しばらくジタバタしたあげく、Amazonプライムビデオで200円払えば字幕版を見られるとわかったので諦めてポチッと。
最後の30分は字幕で見た。
冒険者たち」といえばルガーP.08だよね。
凄く印象的に使われてるんだけど、久しぶりに見ると銃口の向きをあまり気にしてなかったりするのが気になったりして。
きっと見るたびに気になってたんだろうな。忘れてるだけで。
テレビで見て、40年ぐらい前に歌舞伎座の近くにあった名画座で見て、ほんとに好きな映画ですよ。
今回かみさんが最後まで見て、最後の空撮映像は見たことがある気がすると言いだした。きっと見てるのに忘れてるだけだな。
居眠りもせず、よそ見もせず見てたので面白かったようだ。
さて、途中で止まるこのBlu-rayはどうしたものか。
とりあえず48時間のレンタルなので頭から字幕でもう一度見てる。

『山猫サリーの歌 (扶桑社BOOKS) Kindle版』 野田昌宏 扶桑社

あっという間に読んでしまった。
一言で言えば、面白かった。
野田さんのオリジナル作品には日本テレワークものと「ちびっこのど自慢」のころを扱ったものがあるけど、公開情報の通りこの作品は後者。
なのだけど、年齢を重ねてこんな老後を送りたいという願望とかが力一杯入ってて、ああこんなのいいよなぁとこっちも思っちゃう。
台詞回しとかは「ン」がカタカナになってるとことか野田節で、女の子のしゃべり方がちょっとはすっぱで、若い人は無理かもなぁ。
それに加えてルビ付きの博多弁のセリフが山ほど出てきて、ここまでくるとよその人は点いてこれないんじゃ亡いかというレベル。
また福岡市周辺の地名がてんこもりで、これもよその人を置いてきぼりにするレベル。
福岡市出身の私としては、今回プレゼントを山盛りもらった気分。
海の中道が今みたいなレジャー施設で埋まる前、45年ぐらい前は米軍が使ってた建物が残ってるところがあったりして、なかなか雰囲気があったんだよね。
そんなこんなが全部良かった。