a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『宇宙人ポール 字幕版』 @Amazonプライム・ビデオ

見たいと思ったが見る機会がなかった作品。
次男が何か見ようって一覧を流してたらこれがあった。見たことないというので、じゃあ見ようと言うことに。
本日2回目のコミコンからスタート。コミコンのあと、UFOや宇宙人関連のスポットめぐりをしていた二人連れのオタクの前に現れたのは、例の姿のまんまの宇宙人だった。
こいつが地球暮らしが長くて英語はぺらぺらだし、いろんなことを知ってるし、凄くフランクなやつ。
で、メン・イン・ブラック風な連中が追ってきて、追跡戦になるという。
小ネタもたっぷり詰まってて、期待以上に面白かった。

宇宙人ポール (字幕版)

宇宙人ポール (字幕版)

宇宙人ポール [Blu-ray]

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『少年No.1 上 (マンガショップシリーズ 186) [Kindle版]』 関谷ひさし マンガショップ

初出 『少年ブック』 1960年1月号〜61年4月号
ふと見ると、270円になっていた。懸案だったこれを今買わなくて何時買うか、ってことでまとめ買い。
意外にボリュームがあって、とりあえず上巻だけ読み終えた。
1年前に買った、同じように自動車レースをテーマにした『イナズマ野郎 〔完全版〕』の初出が1968年頃なので、その8年前の作品。
1960年というと、スバル360が1958年に発売されたものの、マイカーはまだまだ夢だった時期。公道を走るロードレースが行われていたころなので、この作品に登場するレースもロードレースが多い印象。この数年後に吉田竜夫が「マッハGoGoGO」で描いてるレースもロードレースが多かった。
あこがれの自動車でレースをする若者ということで、運転免許を持っているのだから若くても18歳。少年マンガの主人公としては歳が行ってるね。
レース以外の普通の生活描写が他の作品とも通じるとこがあって、直情径行だったり生真面目に思い詰めたりする若者の姿が、当時のリアルか。
車をちゃんと描いてあるのが今見てもすごい。

2016年05月28日のツイート

『明治維新という過ち 〜日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト〜 Kindle版』 原田伊織 毎日ワンズ

着手がここら辺
まあ、衝撃的でしたね。
言われて見ればそうなのに、そんな風に考えたことなかったなという意味で。
幕末からのに関しては、むかしのドラマの『燃えよ剣』とか、大河ドラマの『花神』『勝海舟』『獅子の時代』あたりが主な情報源で、あとは『坂の上の雲』を読んだ程度かな。
というわけで、司馬史観をすり込まれて自分で深くは考えたことがなかったのでこの歳になって驚いているわけだ。
「勝てば官軍」かぁ。
引用されてる文献多数だし、多分事実なんだろうな。
隣国の歴史改竄を嗤ってたが、これじゃ他人を嗤えないよ。
というわけで、内容には納得だったのだが、残念ながら扇情的な形容詞や単語が多くて、若干品位に欠ける文章なところでちょっと怪しげに見えるのが残念。
でも、勉強になった。

『テッド2 吹替版』 @Amazonプライム・ビデオ

こないだプライムビデオに加わったというのでいつか見ようと思ってたが、特に見るものがない土曜の午後に見た。
あの『テッド』の続編で、映画館には見に行かなかった。
冒頭でいきなりテッドが結婚しちゃって、結婚するためにあれこれって映画じゃなかったっけ?と思ったが、その先で結婚が無効になってというとこからあれこれ。
アマンダ・セイフライドの新人弁護士がむちゃくちゃで良かった。あんな水パイプをよく咥えたな。
あと、コミコンがらみのシーンのいろんなネタがぶち込まれてるところとかも面白かった。
テーマとしては、「人間とは何か」という割とマジメなもののはずなんだけど、とてもそうは見えないな。
面白かった。

テッド2 (字幕版)

テッド2 (字幕版)

『月刊flowers(フラワーズ) 2016 7月号』 小学館

萩尾望都ポーの一族」の新作が載るってことなので発売日に購入。読了。

萩尾望都ポーの一族最新作 フラワーズ7月号(5/28ごろ発売)に登場!!

誌名を捨てて、その号の目玉を大きく書いてある背表紙が潔いというか、すぐ見つけられて良かった。発売日に専門店で棚差しとは、「ポーの一族」を知らないのかアニメイト秋葉原店。

最近の作品で絵柄が変わってるのはそれなりに受け入れられるが、むかしの作品の同一人物でこれだけ絵柄が変わってると受け入れるのが容易ではない。コマ割から立ち居振る舞いまでまるで変わってる印象だし。
予告で告げられていたとおり、1944年のウェールズが舞台。ドイツから逃げてきた少女と出会うわけだが、さて、と言うところで前篇終わり。続きは冬に載るそうで。
別冊付録は「訪問者」と「湖畔にて エーリク 14と半分の年の夏」。前者が1980年、後者が1976年の作品で、後者の絵柄が一番なじんでるころのもの。マンガ家の絵柄はどんどん変わっていくものだから、いつまでもむかしの絵が好きと言っててもしょうがないんだけど、それでもやっぱり1976年頃の絵が好き。『ストロベリー・フィールズ』は持ってるが親の家に置きっ放しになってる。久しぶりに読めて良かった。
で、萩尾望都×山岸凉子のプレミアム対談が8ページ。興味深かった。

せっかく買ったので一通り目を通すと、半分ぐらい知ってる名前。というか、30年以上マンガを描いてる人って意味だが。
久しぶりに読む「風光る」は、慶喜が船で江戸に帰ってしまうあたり。『明治維新という過ち』を読んだばかりなので、あの出来事かと思い当たったり。
海街diary』が載ってなかったのが残念だが、あっちは3,4ヶ月おきの掲載だから同じ号にスペシャルなものを同時掲載するわけはないわな。来月号に載るそうで、来月号はそれが背表紙か。