a_sue’s diary

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『ワイルド7 18 [朝食に死を]編』 望月三起也 ぶんか社コミック文庫

初出が週刊少年キング '76年3/1号(No.10)〜'76年4/26号(No.18)。
本編が218ページまでしかなく、この文庫としては例外的に薄い。話自体もこれ1冊で終ってる短いもの。
P.7で「ダァティハリィ3」の看板があるが、これはよくある遊びで、この時点では2までしか公開されてない。「ダーティハリー3」が公開されたのは1976年の暮れで、77年の正月映画だった。
それはさておき、今回P.80の「パンツをはいてないのだ」というセリフで見返してみると、確かに色仕掛けで引っかけてるとこではいてないように見えるし、そのあと口の中からパンツが出てきたとあればはいてないよなぁ。そのあといったいどこではいたのか、それともそのあとのアクションのあいだずっとはいてなかったのか、リアルタイムで読んでコミックでも読んでるのに、その頃はちっとも感じなかったのが、30年以上たってからやけにドキドキするのはなぜだ。そもそも当時年上だったユキが、今やずっと年下だしなぁ。
というわけで、今回の一番のポイントはそこでした。 < そこかよ
カバー折り返しに神奈川県警のポスターの横長のがカラーで小さく載っている。
巻末にはバイクの設定資料と、今回の文庫のカバーや背表紙のイラストがモノクロで収録。望月三起也のエッセイも神奈川県警ポスターの制作裏話だったりしてタイムリーな話題ですね。
17巻の帯では25巻「魔像の十字路」IVまで「以下 毎月続刊!!」としか書いてなかったのが、全27巻のスケジュールを確定した。
7月上旬発売!!
(20)「ガラスの城」前編
(21)「ガラスの城」後編
8月上旬発売!!
(22)「魔像の十字路」I
(23)「魔像の十字路」II
(24)「魔像の十字路」III
9月上旬発売!!
(25)「魔像の十字路」IV
(26)「魔像の十字路」V
(27)「魔像の十字路」VI
あと3ヶ月、楽しみはまだまだつづく。