買ったのはここ。
ホーガン節全開。現在の物理学やら考古学からはみ出す理論を振り回して新しい状況を描き出すところは初期から変わらないが、その後の作品から入ってきた微妙に政治的で悪い奴が陰謀を巡らせるところがホーガン。しかもわかりやすい悪役、わかりやすい陰謀。クランシーのように、相手にも相手の正義があるようにはとても読めない。そんなのいいから、ワンポイントのアイデアで薄い本書いてればいいのに。
とかいいながら、まだ上巻なので決めつけちゃいかんよね。

- 作者: ジェイムズ・P.ホーガン,James P. Hogan,内田昌之
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/05/29
- メディア: 文庫
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