a_sue’s diary

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『海がきこえる』『海がきこえる II アイがあるから』 氷室冴子 徳間文庫 徳間書店

氷室冴子さんが亡くなったと知ったとき、読もうと思ったのは『海がきこえる』だったが、ハードカバーも文庫も手の届くところになかった。
会社の帰りに寄った本屋でふと見ると、そこに「追悼」の文字が燦然と輝く帯のついたこの2冊が平積みだった。
これはもう買うしかないでしょ。というわけで買いましたとも。

帰宅してよく見ると、帯の文字は
表「追悼 残された珠玉の名作は、未来の読者をも魅了するであろう」
裏「ご生前のご功績を偲び心からご冥福をお祈りいたします」
というわけで、氷室さんへの追悼というわけではなく、一般向けの追悼帯なのだと気づいた。
でも、それでも、氷室冴子さんの著作に「追悼」の文字をつけて書店に並べてくれたのはこれが初めてだし、それがたとえ返本返しの小口削り品であっても、店頭で平積みにしてくれたことには感謝の気持ちでいっぱいですよ。

海がきこえる (徳間文庫)

海がきこえる (徳間文庫)

海がきこえる〈2〉アイがあるから (徳間文庫)

海がきこえる〈2〉アイがあるから (徳間文庫)