『まんがと生きて』 わたなべまさこ 双葉社

買ったのはここ
マンガ家生活50年。20年前にレディースコミックに移行してからの作品はあまり読んでないし、それ以前の作品でも「ガラスの城」とか「聖ロザリンド」のようなヒット作はあまり読んでない。
それでもいろんな作品を読んでるし、物心ついてマンガを読み始め、少女マンガも読むようになった頃から存在した古株のマンガ家。
本の半分以上がマンガ家になるまでの人生の話なのだけど、子供がおなかにいる時にマンガに出会って、自分で書いて持ち込みを始め、もうダメかと思った時に若木書房に採用されて、そこから売れっ子になっていく。
若木書房って、僕が中学生ぐらいの頃まで普通に単行本を出してたのと同じ会社だろうなぁ。
わたなべまさこという名前を聞いただけで、キャラの表情から動作まで浮かんでしまうほど知ってる気になってるんだけど、それって実は30年以上前の記憶であって、最近どんな絵を描いてるか知らなかったりして。
まあしかし、女性少女漫画家の走りにして、50年描き続けた偉大なマンガ家だという意識はあまりなかったので、この本を読んであらためて認識を新たにしましたよ。

まんがと生きて