『カラー版鉄人28号限定版BOX 1』 横山光輝 小学館クリエイティブ

初出

アリ事件の巻 1964年7月
超人間ケリーの巻(上) 1964年8月
超人間ケリーの巻(下) 1964年9月
にせもの事件の巻(上) 1964年10月
にせもの事件の巻(下) 1964年11月
十字結社の事件の巻(上) 1964年12月
十字結社の事件の巻(下) 1965年1月

届いたのはここ
堪能しました。ってか、ずいぶん時間がかかった。自分で買ってもらったのはこの中で「超人間ケリーの巻(下)」と「にせもの事件の巻(上)」かな?全部そろえるって、夢のまた夢だった。アトムと違って、鉄人のカッパは貸本で読んだ記憶があまりないのだけど、一応全部見た記憶はある。持ってたのは発売日が前月として8月と9月。東京オリンピックの直前か。『少年ブック』の10月号を買ってもらってるし、この頃我が家になにがあったのだろう。
それはさておき、最近の手を入れた愛蔵版で、網掛けが省略されたりしてるという指摘があったけど、そのあたりはこっちの方が再現性が高い。見慣れた鉄人。各巻に中野晴行さんによる解説がついていて、加筆の具合がわかる。加筆といっても1964年はまだ連載中で、見慣れたタッチ同士なので、当時はあまり気にならなかった。今言われてみるとタッチの違いがわかるけど。というか、気になるほどタッチが違う時期の作品が収録されてなかったからとも言えるか。
この当時、雑誌に載った作品が単行本になるなんて滅多にないことで、それも原稿を切り刻んで別物になるのがざらな時代。カッパコミクスのような、後にムックといわれるようなスタイルのコミックが精一杯で、連載とは違ったものが入手性の悪いスタイルで出るだけでもありがたい時代だった。だから、物心ついたときに連載中だった作品は、その全貌を知らないまま読んでるのが普通。そんな中で、カッパコミクスでまとまった「鉄腕アトム」と「鉄人28号」は、ちょっと別格だった。そのほかに少年サンデー連載の「伊賀の影丸」や「サブマリン707」などは、別冊の総集編という形でまとまったりしてたけど。
なんだかんだいいながら、友達が買った(買ってもらった)のを読んだりして、今回の7冊分は全部見てる。「十字結社の巻」の最後のページの鉄人の立ち姿は、自分では持ってなかったけど印象深く覚えてますよ。
なんか、この辺の話になるととりとめなく語ってしまいそうなのでこの辺で。BOX2ももちろん予約してますよ。

カラー版鉄人28号限定版BOX1

カラー版鉄人28号限定版BOX1