買ったのはここ
以前読んだときの感想が残ってないのだけど、『南極点のピアピア動画』を読んだあとでこれを読むと、ちょっと進んだテクノロジーで宇宙へ出て行く人類の前に異星の知性が現れて、素晴らしい未来へのビジョンを見せながら終るという部分がおなじ。
ただ、ピアピアではそのタイミングで異星の知性が現れるのが納得いくのに対し、ふわふわではなぜそのタイミングで?という部分に必然性がないため、唐突な印象をぬぐえない。
でも、そんなことは置いといて、古典的なある発明で世の中が変わっていくというSFをハードSFの文法で描いてしまうこの作品は魅力的でおもしろい。
- 作者: 野尻抱介,撫荒武吉
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/07/24
- メディア: 文庫
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