a_sue’s diary

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『スペードJ 〔完全版〕 (ジャック) (マンガショップシリーズ 147) [Kindle版]』 桑田次郎 パンローリング

初出

スペードJ 『少年画報』 少年画報社 1965年11月号〜1966年6月号
スペードJ 死のサタンガス 『別冊少年キング 少年画報社 1965年11月号

ふと見ると安くなっていたので購入。即読了。
時期的には「8マン」の読み切り「超振動砲」と同時期にスタートしてる。「エリート」が連載中かな。
というわけで、『少年画報』は貸本か友達が買ったので読んでる時期のはずなんだけど、イマイチ記憶になかった。「マグマ大使」が載ってる時期なので、雑誌自体は読んでるはずなのだが。
国際組織に属する秘密諜報員的な立場の少年が、特殊武器を使って悪人と戦うという、言ってしまえば良くある話。時期的には特に新しいわけでもないし、特別な何かがある作品でもない。だから記憶に残ってないんだろうな。
それはさておき、いきなり登場する悪人の女スパイが水沢博士と同じだったりして、絵的にはすごくなじんでる時期の作品なので違和感なく読める。逆にルーチンなパターンの作画でこなしてるようにも見える。
ともあれ、この時期の桑田次郎はやっぱ押さえとかないとね。