不思議な雰囲気の絵を描く人だよねってことで、興味があった。予定がなかったので、午後から行って来た。
期待通り、不思議な絵と写実的な絵が良かった。
千代田線の乃木坂駅から直結の出口を上がると、チケット売り場に長蛇の列。国立新美術館ではルーブル美術館展もやってて、そっちは月曜が最終日。しまった、このタイミングはまずかったか。
チケット購入の列は、どっちを買うか区別がなくて、ひとつの列になっている。天気が良いので暑いし。35分ぐらい並んで順番が来た。ちなみにチケットを買ったあとの入場の待ち時間が、ルーブル美術館展は40分で、マグリット展は待ちなし。そうだよな、マグリット展はあと1ヶ月あるから。その分ゆっくり見られるだろうという期待もあるのだが。チケット購入で少し前に並んでたベビーカーを押した夫婦が、途中で消えたと思ったらルーブル美術館展の入場の列に並んでた。ロッピーがどうとか言ってたらしいので、近くのローソン(どこ?)でチケットを買ったのだろう。その手があったか。明日行く人は、どこでもいいからチケットを買ってから行くといいですよ。
で、マグリット展。
いやあ、見たことある絵もいくつかあるけど、初めて見る絵も多数。
コマーシャルベースの絵では、文字まで綺麗に描いてある。マンガでいうホワイト修正みたいなのも見当たらないし。
そして不思議な絵。青空が印象的。帰ってからテレビで見た全仏オープンテニスのローランギャロスの空が、ちょうどこんな感じで青空に白い雲が浮かんでた。
空に浮かぶ岩とか、紳士の頭がりんごになってる(しかも宙に浮いてる)とか、見たことあるビジュアル多数で楽しい。
図録は分厚いハードカバーで、2800円。凄く良かったのだけど、残念ながら金が出なかった。
ともあれ、滞在約1時間40分。たっぷり楽しみました。
冷房が効きすぎてて寒いので、何か羽織るものを持って行くといいかも。
