『空気の底 [Kindle版]』手塚治虫手塚プロダクション

初出　プレイコミック

ジョーを訪ねた男	昭和43年9月25日号
野郎と断崖	昭和43年11月25日号
グランドメサの決闘	昭和44年3月10日号
うろこが崎	昭和44年6月10日号
夜の声	昭和43年10月25日号
そこに穴があった	昭和44年8月10日号
カメレオン	昭和44年12月13日号
猫の血	昭和44年10月10日号
わが谷は道なりき	昭和44年9月10日号
暗い窓の女	昭和44年7月10日号
カタストロフ・イン・ザ・ダーク	昭和45年2月14日号
電話	昭和44年11月10日号
ロバンナよ	昭和45年3月14日号
ふたりは空気の底に	昭和45年4月11日号

月替わりの特価品。一瞬99円というのが見えてたんだけど、107円で落ち着いたようだ。

時期的には僕が小五から小六の頃発表されたもの。
大人向けのプレイコミックに載ったので、基本的に読んだことはない。単行本の『空気の底』というタイトルには見覚えがあるが、多分読んでない。
でも「うろこが崎」は読んだ記憶があったなぁ。何だったんだろう。
どれもショートショートという感じの、ちょっと一ひねりな話。
その中に兄と妹の近親相姦ものが2件。
「グランドメサの決闘」が割と好き。
最後の「ふたりは空気の底に」もいい。
ってか、この掲載情報を見ると、「空気の底」というタイトルの連作短編だったのだろうけど、どれも良かった。こういう作品は好き。