『風雲児たち　3巻 (SPコミックス) [Kindle版]』みなもと太郎リイド社

なかなかずっしりした内容なので、1冊読んだら書くしかない。
いろいろ徳川の安泰を図った家康の施策があったのちに、それを継いだ秀忠までは関ヶ原をリアルに知ってる世代だったが、三代家光はそんなこと関係なくないので無茶を言える。三代目か。
一方で保科正之という名前は聞いたことがあるはずなのだけど、こんな重要人物（歴史を作るうえでのキーマン）だったのかと。
振袖火事の際の保科正之が行った諸施策こそは、今の日本政府に求められていることではないのかと、350年ぐらい昔のことを35年ぐらい前に書かれた漫画を見て思ってしまった。
一方で「水戸黄門」のおかげでいいイメージがある水戸光圀がとんでもないことをやらかしてくれてるって、なるほどそうなのかと。まあみなもと史観と言えるかもしれないが。
なんか凄い。歴史の読み方が。