a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『8マン (2)~(6)』 平井和正 桑田次郎 ebookjapan

以前 kindle版で1巻だけ買ってるんだけど、それ以降続いてない。
a-sue.hatenablog.com
桑田次郎の記憶は「8マン」から始まっているのでやっぱり読み返したい。
紙のまんがショップ完全版を掘り出せばいいんだけど、この機会にと思って続きの魔人コズマ編までを ebookjapan で購入。
ebookjapan.yahoo.co.jp

kindle版の1巻から通しで昨夜着手して今朝読了。
それぞれの話に思い出があるんだけど、

怪人ゲーレン

秋田書店のサンデーコミックスで初めて読んだ。あまり思い出がない作品。絵柄もまだこどもマンガ風。

サタンの兄弟

だいぶあとで、最後の方のボートを廻るように何度も水を飲ませるシーンを友達の家にあったマガジンで見た記憶がある。
ちゃんと読んだのはサンデーコミックスが出てから。

怪力ロボット〇〇七

デーモン博士の前に東探偵と並んで8マンが立つカットを、だいぶ年上のご近所さんの家で見た記憶がある。
これもちゃんと読んだのはサンデーコミックスが出てから。

光線銃レーザー

踏切で男の子が在来線特急こだまにひかれそうになるシーンを覚えてる。
投光器の弱いレーザーで電子レンズを壊された8マンが応急修理でブルースカイマンションに向かうところがマガジンを買って貰って読んだ最初。
その後また暫く読んでない。
ちゃんと読んだのはサンデーコミックスが出てから。

超人サイバー

フィンガーロボットを倒して超人サイバーと対決するあたり、少年マガジン1964年第2号を買って貰って、次の号から1日10円の小遣いを貯めて毎号買って読んでる。
最初からちゃんと読んだのはサンデーコミックスが出てから。

人間ミサイル

最初から最後まで掲載誌を自分で買って読んでる。

殺人ロボット〇〇五

自分で買って読んでたが、強化剤を轢いたダイヤの後を追いかける1964年15号までで親に止められてマガジンを買うのをやめたので以後は友達のところで断片的に読む程度。
以後、小学生になってマンガ雑誌を読む余裕があまりなかったかな。
最後までちゃんと読んだのはサンデーコミックスが出てから。

魔女エスパー

白い女性の影と火を噴くコリーの扉を見た記憶がある程度でほとんど読んでない。
ちゃんと読んだのはサンデーコミックスが出てから。

超人類ミュータント

車のドアをギャングが短針銃で消すところから離脱する魔王を捕まえようとした8マンが殴り落とされるまでが載った号を、夏休みに親戚に行く時に買って貰って読んでるが、それ以外の号はほとんど読んでない。
ちゃんと読んだのはサンデーコミックスが出てから。

魔人コズマ

最初の方を断片的に読んでて、谷博士が海底からサイボーグマンといっしょに8マンを回収するあたりからCIAに加速装置の部品を撮りに行って罠にかかった8マンがハチのすにされる衝撃のシーンまでを割と続けて読んでるんだけど、その次の号を読んでなくて、長いことひっかかってた。
連載最終回は雑誌で読んでるが、代筆だとは気付いてなかったか、気にしてなかったか。当時から作者名は見てたのであまり気にしなかっただけかも。
40年ぐらい前に出たハードカバーの復刻版で最初から読んでるが、2巻がハチのすになるカットでその続きが出ず、またしてもモヤモヤすることになったっけ。
ほんとにちゃんと読めたのは1990年にリム出版の完全復刻版が出たときかなぁ。

小学生の頃サンデーコミックス全5巻で読めたものは、まだ全体を通して読んだという意識があるのだけど、魔人コズマ編だけはいつまでたっても意識の中でバラバラ。
この感じはこの先も変わらないんだろうな。

平井和正のセンスと、桑田次郎のシャープな絵が生み出した、大人を主人公にした少年マンガ
久しぶりに一気読みしたが、やっぱりこの作品は素晴しい。