a_sue’s diary

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『8マン(3) Kindle版』 平井和正 桑田次郎 e文庫

収録作品

人間ミサイル
殺人ロボット〇〇五
《特別付録》8マンネーム原稿

予約してたので日付が変わってすぐ配信されたのだけど、同時に配信された方を優先したので今頃読了。
e文庫のkindle版は、当時のカラー扉を使っているのがいい。1巻が出たときの丸いロゴも当時のロゴに近いものに変わってるし。
中扉も当時のカラー。

「人間ミサイル」はマガジン掲載時に全部買って読んでる。
人間ミサイルを破壊しようと乗り込んでくる一味が使ってる「自動小銃」が、映画『カサンドラクロス』に出てくるコンパクトでスマートなベレッタM12だと気付いたのはいつ頃だったか。
当時は短機関銃を「自動小銃」と呼ぶことが多かったよなー。本来の意味と違う気もするけど。
「殺人ロボット〇〇五」は、テレビでやったときの「悪夢の7日間」というタイトルの方が好き。
連載を半分ぐらいまで読んでるので、その後で読んだ部分といまだに印象が違う。
火炎放射器を搭載する三百馬力のエアカーやロボットの電子頭脳を狂わせる超短波銃など、いろいろ出てくるんだけど、デーモン博士の超小型ミサイルほどの印象はなかったな。

てなことを、読み返すたびに思ってしまうのがこのあたり。

特別付録のネーム原稿は、大雑把なコマ割と吹き出しもないセリフに簡単なト書き文。
マンガの描き方的なことを知ってから思ってたネームより更に簡単。
バクマン。」とかで出てくるようなネーム原作や、キャラも細かく書き込んだようなものとは全く別物。
でもこういうもんだと思ってたな。

e文庫版kindle、なかなかよい。

8マン(3)

8マン(3)