a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『和田慎二傑作選 血塗られた恐怖』 和田慎二 秋田書店

呪われた孤島(前編) 別冊マーガレット 1974年8月号 o.p.22-1
呪われた孤島(後編) 別冊マーガレット 1974年9月号 o.p.22-2
朱雀の紋章 別冊マーガレット 1977年6月号
左の眼の悪霊 花とゆめ 1975年13月号・14号 o.p.29-1,29-2
「あとがき」物語
メイキング・オブ・朱雀の紋章 ミステリーボニータ 2006年10月号 別冊ふろく

そのほかにSPECIAL INTERVIEW 竹本泉先生×みぃさん、和田慎二トリビュートイラスト集、イラストギャラリー
発売日にゲットして、いろいろあって今頃読了。
本編作品は全部初出時に掲載誌で読んでるはず。
どれもおどろおどろしい猟奇もののイメージ。
「左の眼の悪霊」は、神恭一郎初登場だったような気がしたのだが、「オレンジは血の匂い」の方が先か。まだ持ってる銃がスナッブノーズの頃。当時若かったので、神恭一郎に.44マグナムを持たせて欲しいと思ってた(ファンレターで書いた?)が、リアリティからいうとスナッブノーズであるべきだよな。若かった。
で、初登場だったのは岩田慎二先生か。その後常連になっていくんだが、それより叔父としてスケバン刑事の暗闇警視が登場してるのがすっかり忘れててビックリ。
「左の眼の悪霊」のころって、萩尾望都作品もマザー・グースの引用があったりして、ちょっとしたブームだった。その結果がパタリロクックロビン音頭なんだが。
一番新しい「朱雀の紋章」は、一番記憶が不鮮明。まあそういうもんだな。
竹本泉先生と、和田慎二先生の娘さんのみぃさんの対談は、あの頃あの辺に行けば会えたかもしれなかったのかという後悔が。いや、姿を見ても何も出来ないけどな。
あの頃の気分がよみがえる、うれしい1冊だった。

追記訂正
何をボケてるんだ。神恭一郎初登場は「愛と死の砂時計」でしたね。
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