ふー、結局買った日の夜一気読み。
堪能しました。
2万字超のロングインタビューは読み応えがあった。
そしてフル収録されてる「さよならミス・シュガー」は1972年の作品なので読んだのをハッキリ覚えてる。
というか、
「君が演劇に興味あるなんて今までしらなかったよ」「あたしだってしらなかったわ」
という会話の返しが凄く印象に残ってる。
空気のようにそこにある存在で、もちろん名前は意識してたけど熱狂して新作を追いかけるほどのファンではなかった。
でも載ってればしっかり読む。
なので70年代中盤以降の週マ掲載作品はほとんど読んでない反面、「花とゆめ」「ララ」「プリンセス」あたりに載った作品は多分ほとんど読んでいる。
いや、自分語りは置いといて、この本はほんとに細かいカットまで全部出展が明示してあって、ほんと素晴しいですよ。
また忠津陽子のカラーが美しいんだ。
忠津陽子が「ちんくしゃ」を描いても美少女なんだけど、これだけ並べられて、しかもみんなちゃんと別人の顔をしてる中で、「ちんくしゃ」を自認してたキャラはなるほどその中ではちょっと落ちるかと納得したりして。
電子版が沢山出るようなので、経済的に無理のない範囲で追いかけようかな。
ザ・少女マンガ! 忠津陽子の世界 ラブコメディのスペシャリスト (立東舎)
- 作者:忠津 陽子
- 発売日: 2021/02/12
- メディア: 単行本