a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

ドラマ『藤子・F・不二雄SF短編ドラマ 「おれ、夕子」「メフィスト惨歌」』 @NHK-G

少し前から番宣を見かけてたんだけど、いつ放送か全く意識になかったのが、たまたま放送開始とほぼ同時に番組表で気付いて、1話目のOPを見損ねた程度で2話分をほぼ全部見た。
ちなみに、藤子・F・不二雄のSF短編は、大全集
a-sue.hatenablog.com
と、ハードカバーで出た「藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版」の他に、多分文庫の藤子・F・不二雄異色短編集も手放してないはずなので、持ってないのは電子版ぐらいかな。
あ、今度出るのはさすがに買わないつもり。主に置き場所問題で。

で、「おれ、夕子」。
残念ながら目撃者の友人を殴るシーンはなかったが(何が残念なのかは原作を読んだ人ならわかるでしょう)、EDで原作のコマとドラマのカットを対比する作りは良かった。
メフィスト惨歌」は、哀れなメフィスト遠藤憲一、ターゲットの男を又吉、その元カノを鈴木杏ちゃん。
鈴木杏ちゃんといえば、山崎貴監督のデビュー作『ジュブナイル』のヒロインを演じていて、20年後のパートを同じ役者がやる完全版が一部のファンから期待されていたが実現しなかったという、これも知ってる人は知っている藤子・F・不二雄つながりのエピソードがあるのだが、22年後の姿をこういう形で見られて良かった。
最近テレビにあまり出てくれてなかったので。
そういうキャスティングだったのかも?
話がそれたが、原作をちゃんとやってて良い。
ただ、8000万では普通の生涯賃金に遠く及ばない(現在ならそうでもない?)し、彼女の評価額も低いのは書かれた時代か、それを現代にあわせてもその額なのか。

原作に比較的忠実に15分のミニドラマにまとめてあって、良いです。
反面、心が汚れたオトナが、生身の人間が演じるドラマで見ると、マンガを読んだ時には感じなかったものを感じたりして。
それもまた一興。
F先生の作品って、しずかちゃんのお風呂に端的に表れてるような要素がけっこうあるよね。
そこがまた魅力なんだが。

ちょっと待て、後期「パーマン」の中でパー子が遭難して××なシーンがなかったか?
ああ、いろいろ思い出してきた。
そもそも「ミノタウルスの皿」がだなぁ(以下自主規制)