a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『一度きりの大泉の話 Kindle版』 萩尾望都 河出書房新社

タイトルを聞いた時に抱いたイメージと帯がまるで違ったので、前書きを読んだら雲行きが怪しくて kindle を買った。
結局やめられなくて一気読み。
なんか、悲しくて胸が締め付けられるような、でも読むのをやめられなくて最後まで。
大泉サロンとか24年組とか、作られたイメージが一人歩きして、外野が勝手なことをいうのに苦しんでたんですね。

一度きりの大泉の話

一度きりの大泉の話

2021-05-16 追記
関連の『萩尾望都竹宮恵子』と『少年の名はジルベール』を再読したのちに、この本をもう一度読んだ。
a-sue.hatenablog.com

『一度きりの大泉の話 Kindle版』 萩尾望都 河出書房新社

萩尾望都先生の新刊が出るってのは読書メーターからメールでお知らせが来たから知ってたが、まあ買わなくてもいいよねと思ってましたよ。
昼休みに紀伊國屋に行ったら平積みに遭遇。
分厚いハードカバーで、表紙は昔のポーの頃の絵。
帯が気になった。
Amazonでも紙版のページで帯が読めます。

一度きりの大泉の話

一度きりの大泉の話

  • 作者:萩尾望都
  • 発売日: 2021/04/21
  • メディア: 単行本
大泉サロンという言い方すらあるのに、封印?
ちょっと気になって中を見る。
「前書き(そもそものきっかけ)」を読むと、ただ事ではない緊迫感。

う~む、竹宮さんの本は読んでるので、
a-sue.hatenablog.com
こっちも読まないとバランスが取れないわ。
分厚いハードカバーはなかなか読めないし、家族は読まない本なのでその場でkideleをポチッとして、即時読み始めた。

一度きりの大泉の話

一度きりの大泉の話

『月刊 鉄道模型趣味(TMS) 2021 5 No.952』 機芸出版社

表紙を飾っているのはNゲージで再現した急行「土佐」の車輌たち。
中の記事を見ると、ぱっと見にNには見えないディテールがいい。
点描 究極の森林鉄道レイアウト 品川営林署井戸側林道は 1/87・9mmのレイアウト。
1999年に起工して2005年に竣工。その後も補修しながら運行を続けているという20年選手で、サイズは 1500×1000 というから特に巨大ではないけど、ナローとしては大きいか。
写真がどれもいい雰囲気で、見ててウットリ。
阪堺電気軌道天下茶屋駅Nゲージの小さなジオラマ
実物写真も載ってるけど、255×95mmという小さなスペースにいい感じに再現されてる。
記事を最後まで読んだところで、作者の方が今年1月初めに亡くなったと。合掌。
製品の紹介で、Nゲージ国鉄DE10形1000番台(暖地型)。ああ、ちょっと気になる。DD13出ないかなぁ。
813系200番代も、南福岡とか福北ゆたか線とかなじみの名前が出てきて気になるところ。
伸びゆく大しま 2021 しまたろう伝説とジオパーク しまなみ中学校卒業祝福読本という色違いのページがあって、その次の記事で架空の物語だとわかる。読んでないけど。
模型ファンのための床下図鑑は国鉄気動車編-2。キハ58とかの機器配置図が載ってる。

鉄道模型趣味 2021年 05 月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2021年 05 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2021/04/20
  • メディア: 雑誌

『望遠ニッポン見聞録 (幻冬舎文庫) Kindle版』 ヤマザキマリ 幻冬舎

本気で着手したのは10日前かな。
移動中やお風呂の中で読んで読了。
ヤマザキマリさんが若くしてイタリアに行った話はなんとなく知ってたけど、この本の中で断片的に語られるのをつなぎ合わせるとなかなか豪快な展開で凄い。
というか、外国に出る前から家自体が国際的で普通じゃなかったのね。
そんなヤマザキマリさんがいろんな国を経験した上でいろんな国のことや日本のあれこれについて語ってる。
なるほど、という納得感とかいろいろ面白かった。

『フェザータッチ・オペレーション 全巻収録版 Kindle版』 柴田昌弘 ゴマブックス株式会社

ふと気付くと柴田昌弘kindle版がいろいろ出てて、0円のをとりあえず手に入れたあと、99円で出てるのを眺めてたらこれがあった。
昔持ってたけど、数年前の大整理で処分してしまった。
懐かしくてサンプル版をダウンロードして読んでみたら、結構忘れてる。
これには初出情報が載ってないのでいつ頃なんに載ったのかよくわからない。
検索するとあった。

フェザータッチオペレーション - 『ウィングス』(1982年 - 1987年)

柴田昌弘 - Wikipedia

あの頃か。
こんなラストだったとは!
面白くて一気読みしてしまった。

追記
Amazon の商品ページで紹介文をもっと読むしたら初出情報が載ってた。
初出:ウィングス新書館)1982年1号、1983年4号、1984年10号、14号、17号、1985年21号、23号、1986年38号、41号、ウィングス1986年33号、1987年46号、48号、50号、1988年55、57、58,59号、65号

『あなたの人生の科学(上)誕生・成長・出会い』 デイヴィッド・ブルックス 夏目大 ハヤカワ文庫NF 早川書房

昨日のみんなのPython勉強会ででてきた本。
startpython.connpass.com
二人目の講演者がこの本の訳者の夏目大さんで、モデレーターの阿久津さんが『人生の科学』が良かったという話を振った時に、

今は文庫になってるとの情報。
kindleは出てないので、昼に紀伊國屋書店新宿本店でチェックしたら、ハヤカワ文庫の棚で目の高さに面出し。
そういう本なのか。
パラパラと目次とはじめにを斜めに読んで、そのままレジへ。
もちろん事前にチケット屋で図書カードを補充してありますよ。
帰りの電車で着手したけど、耳がradikoを聞いてるので集中読書が難しい。最近の悩みだな。