a_sue’s diary

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『藤子・F・不二雄大全集 パーマン 2』 藤子・F・不二雄 小学館

初出 週刊少年サンデー1967年25号〜44号、1967年夏期増刊、1968年正月臨時号、月刊別冊少年サンデー1967年11月号。
届いたのはここ
ああ、パー坊だよ、パーマン5号だよ。パー子のマスクの下が見えかける回も2回あるし。なつかしい。うれしい。
小3の冬に始まった「パーマン」。この巻の掲載時は小4の頃。この作品のターゲットど真ん中世代でしたよ。
作中に出てくる「○ソ○ロ」ってのが当時わからなくてな〜。いや、ひょっとしたら今日初めてわかったのかも知れないけど、そうか「コソドロ」だったのか。「全ギャド連」という名前しか意識になくて、伏せ字が合わないと悩んでいたよな〜。
サンデーでは前年12月発売の新年号で始まって、44号だから9月いっぱいぐらいで終ってる計算になる。何度見てもこの初出掲載号のデータって意外だ。子どもの時間がいくら長いとはいえ、アニメもあったとはいえ、10ヶ月しか載ってなかったんだよなぁ。学年誌ではその後1年近く続いたようだけど。
もうひとつ今回うれしいのは、サンデーでのスーパーマンの星に行く最終回が収録されてること。結局サンデーではパー子の正体も明かされないままだった。アニメの最終回でパー子が正体を明かすのを見て、「おい、原作で隠してる正体をテレビで明かしていいのか」と子供心に突っ込んだもんだった。
最後に収録されてる「帰ってきたパーマン」は、読んだことあるはずだけど、これも今回41年ぶりに読んだのかなぁ。
巻末の解説は、パーマン2号の大竹宏さん。はやみねかおる作品に常識として出てくるカッパのカータンを作って、中の人になっていたとは知らなかった。時期的にぼくらの世代よりちょっと後の世代のキャラなんだね。
パーマン」は、なつかしいだけでなく、今読んでもやっぱりおもしろい名作ですよ。

パーマン 2(藤子・F・不二雄大全集)

パーマン 2(藤子・F・不二雄大全集)