フリーミアムとアクセシビリティ

こないだ読んだ『FREE(フリー)』で、無料で客寄せして一部サービスを有償で提供してビジネスをまわすモデルを「フリーミアム」と名付けてあった。どこで稼ぐかという話。
もうひとつ最近聞いた話でアクセシビリティというのがあって、購買までの手間、心理的障壁の高さをいかに小さくするかという話。たとえばAmazonでは発送処理に入ってない限りいつでもキャンセルできる。だから発売を知った時点でとりあえず予約しておいて、発売日が近づいた時点で買う金がなければキャンセルすればよい。と考えるからとりあえずポチッとしちゃう。心理的障壁が低い。ページの作りかたもよく考えられていて、カートに入れて注文を確定するまでの処理がわかりやすくて簡単。さらにおすすめの形でいろんな商品を一覧表示してきてついで買いを促進している。うまい。
アクセシビリティフリーミアムと絡めて考えると、無料サービスで集めた客をいかにうまく有料サービスに誘導するか。そのためには有料サービスを使いたいと思うであろうところに有料サービスへのリンクを置くとか、無料サービスで常に目に着くところに有料サービスへのリンクを置くとか、いろいろやり方があると思う。「この続きは有料サービスで」と書いたらそこに有料サービスへのリンクがあるべきでしょう。
以前それを某先生のコメント欄に書いて仕事の手を止めさせちゃった前科があるのでもう書かないけど、有料サービス利用者減をほんとになんとかしたいなら、とりあえずそこだよね。あのときは書き方も悪かったんだけど。
あとは、旧作がほとんど絶版なんだから、シリーズの初期のものをいっそ青空文庫で公開しちゃえばいいのに。そうしたらシリーズの最新作を買って読みたくなる人もいるかも知れないし。ついでにそれをうまくネット上のニュースにしちゃえば無料で宣伝になる。「この分野では初」とか、そういう話題性があるうちにやったもんの勝ちですよ。