『今井科学キャラクタープラモ全集　1959〜1969』伊藤秀明[編・著] 学研パブリッシング

買ったのはここ
一気に読んじゃった。
物心ついて、30円の飛行機プラモから入ってその次は今井のマスコットシリーズ(50円)だった世代ですので、ほんとにど真ん中。ここに載ってるものの中には実際に作ったのもたくさんあるし、ほとんどが少なくとも存在を知っているものばかり。
ものによって写真のないものもあるけど、箱絵と完成品と箱の中身と、それに付随して発売時期や元になった作品・番組の掲載・放送時期などのデータが載っててすばらしいです。
後ろの方には当時の今井科学のカタログとか、組み立て説明書とかについても収録されてる。
カバーを外すと、びっちりと細かい字のリストがあって、製品番号、シリーズ名、商品名、発売月、価格が載ってるんだけど、よく見るとこれはこの本で取り上げてるキャラクタープラモだけじゃなくて、今井科学の1960-1969の全製品リストなんだな。
「サブマリン707」のプラモについて、子どもの頃は福岡でやってないだけで東京ではテレビで放送してたんじゃないかとか思ってた。その後アニメブームで過去の作品の情報もいろいろ入ってくるようになると、707のアニメはどうも存在していない。じゃあアニメ化もされてないのになぜプラモになってるんだろうというのが大人になってからの疑問だったのだけど、この本の中でアニメ化の話があったがつぶれたらしいというのを知って長年の疑問が解決しました。
ざっと自分が作ったことのあるのをリストアップしようかと思ったんだけど、発売されてた時期まで明記してあるから、自分がいつ頃作ったのかまでチェックできそうだなあ。
ほんとにすばらしいわ。