『カラー版鉄人28号限定版BOX 4』 横山光輝 小学館クリエイティブ

第1巻 鉄人誕生の巻 1958年8月1日発行 初出:『少年』1956年7月号〜57年4月号
第2巻 謎のPX団の巻 1958年12月15日発行 初出:『少年』1957年4月号〜8月号
第3巻 S国スパイ団の巻 1959年5月10日発行 初出:『少年』1957年8月号〜12月号
第4巻 クロロホルムの巻 1959年11月1日発行 初出:『少年』1958年1月号〜3月号

届いたのはここ
ハードカバーの立派な単行本ですよ。
中野晴行さんの解説がついてるのだけど、大幅に手を入れたディレクターズカット版になってるという考え方はちょっと納得。
第1巻収録分で初出でいうと潮漫画文庫版の第1巻と同じなんだけど、ページ数が3倍ぐらい違う。
第2巻以降は描き下ろしのこれまでのあらすじがあったり、いろいろ手が入っているし、印刷で指定したカラーとかは原稿にはないものだし。
印刷と言えば、ページ(折り)によってインクの色が違い、オレンジの印刷は昔貸本屋で借りて読んだ漫画などによくあった色で、懐かしい気分になってしまった。
ちなみに第2巻と第3巻で潮漫画文庫版の第2巻、第4巻が同じく第3巻の途中まで。
原作完全版も潮漫画文庫版もそろえてるけど、やっぱりこの適度に薄墨のような処理のある絵が懐かしい。
僕の世代だと、このスタイルのハードカバーの漫画単行本はほとんど消えかけていて、つなぎ的にカッパコミクスのようなムックスタイルでまとめたものと、雑誌の増刊や別冊での総集編があって、新書版の単行本が出始める頃だったので、この豪華な装丁の単行本は見たこともなかった。
例外的に鈴木出版の手塚治虫大全集『ビッグX』を買ってもらってるけど、それ以外は見た記憶がない。単に幼くて棚に目が行き届いてなかったという可能性大だが。
この元になってる本が出た当時、僕はまだ1、2歳ぐらいで、これを買ってもらうとしたら最低でも5歳以上年が上じゃないと無理。目にする機会がなくて当然か。
ちなみに、これを2冊ずつまとめた大都社の復刻版ハードカバーは全部持ってます。だから今回のBOXも4,5はパスしようかと思ったくらいだけど、やっぱり買って良かった。

鉄人28号 4―カラー版

鉄人28号 4―カラー版