a_sue’s diary

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『イージーライダー』 @WOWOWプライム

日曜の朝、いつもの番組を渡り歩きながらふとWOWOWにまわしたらやっていた。すでに半分ぐらい終わってて、留置場で弁護士と一緒になるあたり。これは見ないわけにはいかんだろう。
ちなみに吹替え版です。

イージーライダー』は、公開されたのが僕が中学生の頃で、公開当時は知らなくて劇場では見てない。あのフロントフォークが長い特徴的なバイクで走ってるシーンがポスターになっていて、あちこちで見かけた。
今と違って、公開時に見てない映画は、TVの洋画劇場でやるのを待つか名画座の予定をマメにチェックしてキャッチするしかない時代だったが、こっちが色気づいた頃には福岡の名画座でも終わってたようで、ずっと見ることが出来なかった。
ちなみに『ダーティハリー』は名画座でやったのも知らなくて、『ダーティハリー2』が劇場公開直後ぐらいに知って、名画座に次々かかるのを片っ端から見て、少なくとも3回は見てる、というそのくらいのタイミング。

で、日曜洋画劇場の放映予定に出てきたときは狂喜乱舞。しっかり見ました。
まあこんなもんか、という印象で、見たくてたまらなかった割りには熱狂はしなかった。初めて『ダーティハリー』を見たあととは大違い。
結局日曜洋画劇場で1回見たっきり、ビデオのたぐいも手に入れることのないまま今に至ってたわけ。

途中から見た今回だけど、昨日見た『メン・イン・ブラック3』と同じ頃を舞台にしてて、その頃の南部の田舎をバイクで旅していくロードムービー
当時のアメリカ南部の田舎って、排他的でヒッピーとかのはみ出してる人間に非寛容でという、なかなかつらいところ。
一緒に旅した弁護士は野宿の最中に撲殺され、主役の二人もラストでショットガンの餌食になる。

ベトナム戦争の時代に、反戦とかヒッピーとか、そういういろんなものが映画に出てきてた作品のシンボル的な物ってのがおおざっぱなまとめですかね。なんでえらそうにまとめてるんだ。

ところで、ぼかしの入るヌードシーンがあったけど、あれは日曜洋画劇場でも流れたんだろうか?
あと、エンドロールまで流してくれたのはいいけど、吹き替えのキャストがでなかったのが残念。
ピーター・フォンダ山田康雄はわかったが、そのほかはまったくわからなかった。

バイクでアメリカの田舎のフリーウェイをただ走ってるシーンとか、そういうとこがよかったなぁ。
これってやっぱり持っておきたい作品かもなぁ。(同時期の『バニシング・ポイント』は持ってたりする。)