傷害保険 | 刑事No.12(東京トップ社) | 1961年7月 |
ガン祖 | 刑事No.13(東京トップ社) | 1961年8月 |
少年の日のけだるい孤独 | 刑事No.14(東京トップ社) | 1961年9月 |
被害者 | 刑事No.15(東京トップ社) | 1961年10月 |
坂道 | 刑事No.17(東京トップ社) | 1961年12月 |
うすのろ | 刑事No.18(東京トップ社) | 1962年1月 |
雪 | 刑事No.19(東京トップ社) | 1962年2月 |
永島慎二は物心ついた頃からいた漫画家。絵柄が好き。これはタイトルは知ってたが、一度も読んだことのなかった作品。
漫画家をテーマにした連作短編。いろんな漫画家がいて、みんな理想を追ったり、それに敗れたりして。
「うすのろ」の中で、地方から上京して働きながらマンガを描き続ける5人の青年が出てくるのだけど、理想を追わずに目の前の地味な仕事を続けたひとりだけが、最後までマンガに関わり続けていくことが出来るというある意味皮肉な結末がしみる。
他の作品もどこか悲哀を帯びている。
「挑戦者AAA」や「柔道一直線」といった梶原一騎原作ものから入ったので、どちらかというとアクションものばかり読んでいたけど、こっちの方が本来の作品なのだろうな。
【完結済み】漫画家残酷物語 1巻 | 永島慎二 | 無料まんが・試し読みが豊富!eBookJapan|まんが(漫画)・電子書籍をお得に買うなら、無料で読むならeBookJapan