『ちばてつやが語る「ちばてつや」』ちばてつや集英社新書集英社

買ったのはここ。
最近本を読む時間が取れないと思っていたが、面白い本はどんどん読んじゃうんだな。
満州からの引き上げ体験の話から始まって、漫画家になってからの各作品の想い出と、最近の話。
取り上げられている作品は下記。○は読んだことがある作品、×は読んだことがない作品。

復讐のせむし男	1956年6月	日昭館書店	×
霧の中の魔島	1956年9月	あかしや書房	×
拳	1957年	金園社	×
泣き笑い百面相	1957年6月	金園社	×
左眼鬼面の秘宝	1957年6月	太平洋文庫	×
夜叉面奉行	1957年8月	太平洋文庫	×
心(続・泣き笑い百面相)	1957年10月	金園社	×
魔法人形	1958年2月	あかしや書房	×
舞踏会の少女	1958年3月	集英社「少女ブック」	×
リカちゃん	1958年5月	講談社「少女クラブ」	×
オデット城のにじ	1958年6月〜8月	集英社「少女ブック」	×
ママのバイオリン	1958年6月〜1959年5月	講談社「少女クラブ」	×
さすらいの少女	1958年11月	あかしや書房	×
ユカをよぶ海	1959年6月〜1960年8月	講談社「少女クラブ」	×
リナ	1960年9月〜1961年12月	講談社「少女クラブ」	×
ちかいの魔球	1961年1月〜1962年12月	講談社「週刊少年マガジン」	○
1・2・3と4・5・ロク	1962年1月〜12月	講談社「少女クラブ」	×
魚屋チャンピオン	1962年4月	講談社「たのしい四年生」	×
ハチのす大将	1963年1月〜5月	講談社「週刊少年マガジン」	×
ユキの太陽	1963年1月〜11月	講談社「週刊少女フレンド」	×
紫電改のタカ	1963年6月〜1965年1月	講談社「週刊少年マガジン」	○
パパのお嫁さん	1964年1月〜3月	集英社「週刊マーガレット」	×
島っ子	1964年3月〜1965年6月	講談社「週刊少女フレンド」	×
走れジョー	1964年9月	小学館「別冊少年サンデー」	×
少年ジャイアンツ	1964年11月〜1966年11月	集英社「少年ブック」	×
ハリスの旋風	1965年4月〜1967年11月	講談社「週刊少年マガジン」	○
アリンコの歌	1965年8月〜1966年7月	講談社「週刊少女フレンド」	×
みそっかす	1966年8月〜1967年8月	講談社「週刊少女フレンド」	×
ジャンボ・リコ	1967年9月〜11月	講談社「週刊少女フレンド」	×
あしたのジョー	1968年1月〜1973年5月	講談社「週刊少年マガジン」	○
テレビ天使	1968年2月〜12月	講談社「週刊少女フレンド」	×
風のように	1969年6月	講談社「週刊少女フレンド」	×
モサ	1969年11月〜1970年1月	集英社「週刊少年ジャンプ」	○
餓鬼	1970年2月〜9月	講談社「週刊ぼくらマガジン」	○
あるあしかの話	1970年2月	少年画報社「週刊少年キング」	○
あるインクの話	1972年1月	秋田書店「週刊少年チャンピオン」	×
蛍三七子	1972年9月	講談社「週刊少年マガジン」	○
おれは鉄平	1973年8月〜1980年5月	講談社「週刊少年マガジン」	○
のたり松太郎	1973年8月〜1999年5月	小学館「ビッグコミック」	×
茂助じい	1977年9月	双葉社「漫画アクション」	×
練馬のイタチ	1980年7月〜10月	講談社「ヤングマガジン」	×
あした天気になあれ	1980年10月〜1991年6月	講談社「週刊少年マガジン」	○
男たち	1982年9月〜1983年7月	講談社「コミックモーニング」	×
テンカウント	1984年7月	講談社「週刊少年マガジン」	×
少年よラケットを抱け	1992年5月〜1994年6月	講談社「週刊少年マガジン」	○
赤い虫	2008年6月	小学館「ビッグコミック」	×
トモガキ	2008年11月	講談社「週刊ヤングマガジン」	○

「あしたのジョー」の話がある前からボクシングマンガを書きたいと思って準備してたそうで、それが梶原一騎の原作と融合してあの作品になったのね。梶原一騎の原作原稿の行方が書かれていて、ちょっと残念だった。
読んだことない作品がたくさんあるので、読まないとなぁ。
Kindle版は「あしたのジョー」ぐらいしかないんだけど、eBookJapanにはほとんどの作品があるみたいだ。
http://www.ebookjapan.jp/ebj/search.asp?s=6&sd=0&q=%82%BF%82%CE%82%C4%82%C2%82%E2