初出不明。
今月の月替わりにこれもあった。
小学生の頃に読んでるんだけど、基本設定とエピソードだけで話の筋を覚えてない。
久しぶりに読むと、誰かが書いてたこれが宝塚の世界だってのがよくわかる。
まあ、まんがの世界ってやつで、政治的にも人間的にもおかしなことをする登場人物ばかり。フランツなんて、思い込みでサファイアを憎むというわけのわからなさだし。
でもこの頃のこういう作品に、政治的な正しさや人間性など誰も求めてなくて、男として育てられた女の子が冒険とロマンスであれこれというのが大事なのだから、時代のニーズを先取りしてた作品だったと思う。
というか、おっさんになったから政治的にどうこうとか思うけど、小学生の頃読んだときにははらはらドキドキだったからね。アニメも見てたし。小学生男子としては、貸本屋さんで少女マンガを借りるのはちょっと恥ずかしかったな。
久しぶりに読んで懐かしかった。
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 手塚プロダクション
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