届いたのがここ。
この物量を考えると当社比でめちゃくちゃ早いな。
画像だけのページも沢山あるけど、559ページの本を、読んでた時間の総計が手元のメモで14時間50分。休みで助かった。
とにかく情報量が多くて、頭に収まりきれなくてこぼれっぱなし。
プロット3パターンに準備稿、決定稿、最終決定稿と、間違いさがしのように収録されてて、飛ばそうかと思ったけど読んでいくと、最初の方で家族とか男女が出てきてたのがなくなったり、一般人が死んでるシーンがあったのがなくなったり。最終決定稿でシーンが欠番になってるとこがいくつもあって、どこがカットされたんだろうと見返したり。
それを踏まえて最後の庵野の7万字インタビューを読んでると、そこら辺の事情が語られていて、ああとばさずに読んどいて良かったなぁと思ったり。
庵野の近くで仕事してきて、彼がどういうやり方をするか理解してる人たちと、白組のように技術力はあるのに初めて一緒に仕事するので結果的に振り回されて右往左往してるような形になる人たちとか、いろんな人たちがいるそのすべてにインタビューしてあって面白いったらありゃしない。
ああ、インタビューの対象はスタッフだけなのでキャストの感想は全くないのだけど、それもちょっと聞いてみたい気がした。
読みながらあれこれ考えてたことがあったはずなんだけど、なにせ膨大な情報量なうえにメモも取ってないのでもう脳みそからこぼれて思い出せなかったりしてダメだわ。
値段分の価値はあった。
さて、Blu-rayもちゃんと買って、本編を見返すのと、プリヴィズ他のメイキングを見るのがさらに楽しみになった。
- 作者: カラー、東宝,庵野秀明
- 出版社/メーカー: グラウンドワークス
- 発売日: 2016/12/29
- メディア: 大型本
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