『マンガの歴史第1巻岩崎調べる学習新書 Kindle版』みなもと太郎岩崎書店

買ったのがここ。
今夜の岡田斗司夫ゼミが始まる前に読み終えた。

手塚治虫礼賛やトキワ荘史観に注意を促しながら、日本にマンガという表現が生まれた時期から説き起こすという力作。
漢字にはすべてルビが振ってあって、小学校高学年が興味を持ったときに最初に手に取って、これを調べるきっかけとしてくれればという「岩崎調べる学習新書」の目指す方向を実現した本になっている。
少年マンガの発達史と少女マンガの発達史似加えて、少年週刊誌が創刊された頃のサンデーとマガジンの路線の違いとその後の展開や、パクリ・盗作問題についての考えなど、みなもと太郎ならではのバランスの取れた内容が素晴らしい。
今夜の岡田斗司夫ゼミが楽しみだ。
#192 岡田斗司夫ゼミ 8月20日『みなもと太郎先生に教わる「マンガの歴史」講義は、大学院レベル！』 - 2017/08/20 20:00開始 - ニコニコ生放送