買ってからずいぶんたっちゃったけど、着手してからはそれなりで読み終えた。
ファインマン博士の1964年コーネル大学での講演とと1965年のノーベル賞受賞講演を収めたもの。
前者は星の動きから重力を導きだし、そこから話を広げていろんな分野の物理について語ってあって、難しい数式はあまり出てこなくてわかりやすい。
何も無いところから物理を作り上げていくような面白さ。
一方でノーベル賞受賞講演の方は、数式が結構出てきて、一体これを誰相手に語ったんだろうという難しさ。
久しぶりに高校や大学の数学を思い出しながら読んだ。
ちょっと勉強した気分になっちゃったが、何かをちゃんと学んだわけではないよな。
でも面白かった。
- 作者: R.P.ファインマン,江沢洋
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2001/03/16
- メディア: 文庫
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