買ったのはここ。
a-sue.hatenablog.com
紙の本を読む機会が少なくて、止まってた時間が長かったから時間がかかった。
音読の際に意識すること、発声する際の気持ちの載せ方、などなどを堀井さんが語る。
演技者としてのアニメーターという言葉があるけど、演技者としての読み手、かな。
今回取り上げられているのは「ごんぎつね」「蜘蛛の糸」「雨ニモマケズ」。
光景を思い浮かべながら、言葉でそれを伝える技術。
勉強になる。
僕自身が音読する機会はほとんどなくなったけど、子供の頃に音読から黙読に変えたあともずっと脳内音読をしてる。
速読的にはNGなんだけど、ずっとそうなので何度か速読に挑戦しようとしても、やっぱり脳内音読をやめられない。
なので、文章を書いている時も脳内で音読しているのでリズムが気になるし、それで文章を直したりする。
脳内音読と、本当の音読の一番の違いは息継ぎだな~と思った。
あ、「蜘蛛の糸」の堀井さんの解釈は初めて聞いたタイプでちょっとビックリした。
僕は初めて読んだ頃から50年以上経っても利己主義を戒める話だと思って読んでたので。
音読教室 現役アナウンサーが教える教科書を読んで言葉を楽しむテクニック
- 作者:堀井美香
- 発売日: 2021/04/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)