a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『熱風(GHIBLI) 2023 4』 スタジオジブリ

今月号も発行日にゲット。
www.ghibli.jp

特集は「テレビ洋画劇場」
著者よりちょい上世代なので書いてある話はだいたいわかる。
ただ、テレ東系の洋画劇場は地方では見られなかったので、月水金土日だったが。
当時は新しい映画が少なくて昔の映画ばかりなのが不満だったが、おかげで昔の映画をずいぶん知ることが出来た。
「マダムX(エックス)」とか、一期一会でボロ泣きだったがその後一度も再見する機会がないし。
当時の吹替えはほんとに凄かったよね、日本独自に進化して「大陸横断超特急」とか「戦略大作戦」とか「続・夕日のガンマン」とか、洋画劇場じゃないけど「モンティ・パイソン」とか。
最近の Blu-ray でわざわざ当時の日本語吹替え音声を収録してる話とかも書いてある。
文章が教科書的で実体験のワクワクをあまり感じないのは個性か。

氷川竜介さんの連載 昭和アニメージュの功罪 最終回 若手抜擢を生んだ「テレビまんが文化」黎明期とそのネクストステージ
変わり目に若手抜擢のチャンスがあって、昔の年功序列的なのと関係なく出てきた人たちとかの話、だったかな?この辺はもらってきてすぐ読んだので記憶薄れがち。
最終回という事で、これも本にまとまるかな?

連載 へそ曲がりメカ放談 第10回 日本刀あれこれ(古刀の謎に関する私見と雑談編)。
専門家でもなくディープなマニアでもないといいながら、大学生ぐらいの頃に刀鍛冶の現場でいろいろ見せてもらった話とか。
ディープな古刀の「裸焼き」の話とか。
あとで見るが、いろいろと考えてしまうエピソード。

連載 薪を運ぶ人 第15回は映画プロデューサー高橋望に訊く⑦「転機」
ジブリを出て戻ってくる。
海がきこえる」に対して宮﨑駿が提示したのが「耳をすませば」。
レンタルのデータで他の作品と違って圧倒的に十代に支持されているらしい。
当時遊びに来た姪っ子がLDをしっかり見てたな。あの頃まだ中学生にはなってなかったか?
あとデジタル化の話とか。
あ、エヴァのテレビシリーズを3話手伝う話になってたのが関西大震災で宮﨑駿が現地にボランティアに行けと言って、体制が崩壊して1話しかやれなかった話とか。
え~と、エヴァ最後のボロボロは関西大震災のせい?
第壱拾壱話の「静止した闇の中で」をジブリがやってたのに気付いてたか忘れてたか。

これまで書いてなかったが、青木理さんがいろんな人に話を聞く日本人と戦後70年が第77回。
正統な右派の方の後編なんだけど、あんな事件こんな事件があったけどどうなんですかという問いかけに答えていて、その考え方はわかるしけっこう同意できる。