a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

京急よこすか満喫きっぷで横須賀。帰りに初めて体験したモバイルセルフ

天気が良いので横須賀に行こう、とかみさんが言い出したのが昨夜。
横須賀は僕も大昔の新入社員時代に同僚の車に乗って行ったっきりなので行きたい。
京急のサイトを見るとみさきまぐろきっぷもあるが、今回の目的地は横須賀なのでこちら。
www.keikyu.co.jp
食べ物について、チラッと見た時はハンバーガーとカレーしかないのかと思ったが、ちゃんと見ると他にも選択肢が沢山あった。

というわけで、品川までJRで行って、京急乗り替え口に行くと専用の券売機がある。
3枚の切符が出るので、A券を自動改札に入れて、ICカードをタッチという注意書き。
出てきた切符がこちら。

京急の車内で撮影してるのでA券には穴が開いています。

ちょうど10時10分発の特急三崎口行きがホームにいて、目の前のドアは人がいっぱいなので前の方に移動して乗る。
601-5 だったので、5号車?
raillab.jp

すなおに横須賀中央で降りる。11時02分着。
品川ではパンフとかをチェックする余裕がなかったのでここでパンフをゲット。
とりあえず海側の東口に出るとペデストリアンデッキの上で、見下ろす道に露店がいっぱい。
あとで見かけたポスターでお祭りだったと知った

露店の鶏皮焼がおいしそうだなあと思いつつ、食べる券があるからなにも買わずに通り過ぎる。

大通りに出て、ちょっと右に三笠公園のアーチがあって、それをくぐって正面は U.S.Navy の基地で進入禁止。道は右に折れて海に向かう。
三笠が見えるところに来たのが11時半頃。
初めて見る三笠には紅白の幕がある。

いつもこうなのかなと思ったら5月27日は日本海海戦の記念日で、よく見ると「日本海海戦118周年記念式典」の横断幕が。
遊ぶ券の使い方をチェックしに切符売り場へ。

直行で問題なさそう。

じつは切符売り場をスキップしても何の問題もないのね。
遊ぶ券Cを出すと観覧券とお土産引換券とパンフをいただいて乗船。

中に入ると後部甲板は式典準備で立ち入り禁止。
急な階段を上ったり下ったりしながら外の装備と内部の展示を見て回る。
その間、来賓らしい方々と何度かすれ違った。
沖合に猿島が見えるが、今日はパス。
滞在50分ほどで下船すると、猿島行きの乗り場に凄い行列。12時20分頃。

三笠の売店に行ってお土産を引き換える。
券に書いてあった2種類の他にレトルトの「世界三大記念艦 三笠 よこすか海軍カレー」にも引き換えられるという事でかみさんはそれにしたが、僕はせっかくなので「必勝」のしおり。

お昼はかみさんがパンフをチェックして決めた横須賀ビール。
b385706.gorp.jp
食べる券のメニューはこれ。

ビールがついてくるのがうれしい。

写真撮り忘れたがかみさんが初声ミツムギウィートで、僕がドブイタハッピーをえらぶ。
1パイントなのでたっぷり。
本日の料理はこんな感じでした。

玉子は燻製で普通の味付き玉子とはひと味違ってて、どの料理もおいしかったです。

横須賀美術館に向かうため駅に戻るとペデストリアンデッキの下に神輿などがあった。
横須賀中央のホームに上がると、カーブしたホームの両側がトンネルになっている。

そういえばここはホームから階段で改札フロアに降りるとそこが地上より高いペデストリアンデッキになってるから地上からだいぶ高いとこにあるし、山のあいだにかなり無理して線路を通してるってことなのかな?

13時35分発の浦賀行き6輌編成の先頭車かぶりつきで馬堀海岸へ。1000形1319。
これの仲間だがここの全リストにも出てなかった。
raillab.jp

とちゅうの堀ノ内で三崎口方面と分岐するので次の三崎口行き特急を待つ。

複線分岐がすてき。

考えてみると、こういう平面の複線分岐ってあまり見た記憶がない。
平面時代の京成の青砥とか京王の調布ぐらい?それもあまり覚えてないし。
上りの線路がよくわからなかったので帰宅してから Google Map の航空写真を見た。

なるほどこうなってるのか。
浦賀行きが本線で三崎口方面が分岐の久里浜線なのね。
下りの待避線からは浦賀方面にしか行けないのに、上り待避線は久里浜線の下りにも行けるし、この写真だとよくわからないけど京急本線上りと久里浜線下りの交差が油で黒くなってるからダブルスリップだとすると真ん中の2線はいろいろ融通が利きそう。面白いなぁ。
と書いてから写真をよく見たら、ちゃんとシングルスリップだというのが写ってましたね。

それはさておき、馬堀海岸。
パンフには横須賀美術館に行くのに馬堀海岸からと浦賀からバスで行けると書いてあったが、素直に手前の馬堀海岸でおりてバス停を探す。
降りてすぐの道は裏道で、バスが通りそうにない。
さてどうしたものかと少し歩くと家の向こうに大通りがあってバスが通ったのが見えたのでそっちへ。
大通りに出ると、左行き(目的地と反対方向)のバス停が左の方に見えるが、目的地方向のバス停が見えない。とりあえず反対側の歩道に渡って見渡すと左の方に歩道のくぼみがあるのであれかと。
そっちにあるいてたらバスが来て、やっぱりそこ。急いで行くと「防衛大学校」行き。降車を待って運転手さんに聞いたら行きませんと。
このバスが13時55分で、美術館方面に行くのが14時5分になってるので待つ。
が、これが来ないんだ。
来た!と思ったら、なんと14時25分の防衛大学校行き。
経路探索で徒歩45分と出たから歩いた方が良かったのかも、と思いつつ、ここまで待ったのだからと待ってたら来たのが31分。26分遅れか。
バスで10分ほどで目的地に着いたが、途中から海沿いになったので、やっぱり歩けば良かったかも。

で、目的地の横須賀美術館
www.yokosuka-moa.jp
僕は知らなかったが、かみさんがここに来たかったんだと。
硝子張りが印象的な建物。
現在開催中なのは
朝井閑右衛門展 | 展覧会 | 横須賀美術館
「明日への祈り展 ラリックと戦禍の時代」 | 展覧会 | 横須賀美術館
特集:令和4年度新収蔵品展 | 展覧会 | 横須賀美術館
地下をぐるっとまわってこれらをみたあと、螺旋階段で屋上広場に上がる。
写真撮り忘れたけど屋上レベルのエレベーターが、箱がそこにないとエレベーターに見えない完全スケスケで、押しボタンでここがエレベーターなんだと気付いた時は衝撃でしたよ。
屋上広場は背後の芝地に続いてる形になってて、晴天で風が気持ちいい。

芝地から美術館の屋上方向を見る

横の道から降りて、谷内六郎館へ。
影のイマジネーション | 展覧会 | 横須賀美術館
週刊新潮の表紙を長い間飾った懐かしい絵と表紙の言葉が沢山。
ハッキリこの表紙知ってる!というのはなかったが、よく知ってる絵柄で良かった。かみさんはこれが見たかったのよと。よく知ってるなぁ。
で、ここは写真OKだったのに撮り忘れた。
上のリンクがいつまで生きてるか判らないけど、出品目録のPDFへのリンクがあります。
で、この展示の奥の方にアンケート用紙があって、それに使う鉛筆はお持ち帰りくださいとあったのでいただいてきました。

よくあるアンケートの使い捨て鉛筆とはひと味違う作りで記念になった。

滞在1時間半で、横須賀美術館を出たのが16時10分過ぎ。
次の目的地観音埼灯台は、事前に見たブログ記事で16時半までということだったので間に合うかどうか。
マップに経路をセットして歩き出す。
海岸沿いの道が気持ちいい。
が、なんか目的地がちがうので地図と標識を見ながら歩く。
バーベキューをやってる人たちの間を通って、途中から坂道になるところで3月から9月の土日は17時までと書いてあって一安心。
で、灯台に着いた。

そこには衝撃の掲示が。

さいわいその時点で16時33分。ギリギリセーフ。
これを書くのにググったらちゃんと情報があった。
www.tokokai.org
事前にググれよ、自分。
もう終了間近なので人も少なめで、特に混雑もせずに螺旋階段を上に上がる。
海の向こうに見えるのは鋸山あたりかな。

高所恐怖症の自覚はまったくなかったんだけど、ここに来て初めて下を見下ろしておまたがキューンとなる感じがした。
下に降りると16時45分すぎで、ゲートは閉まってて外には間に合わなかった人が数人。

そこから海の見晴らし台へ。
猿島ほどじゃないけど、その途中にもラピュタな世界が。

海の見晴らし台は、灯台からほどじゃなかったかな。

この時点で17時すぎ。
帰りは浦賀へ。
経路で距離を見ると普段歩いてるのと変らないから歩く。
ちょっと上りもあったが観音埼公園を出るまでは基本下りで、標高50メートル超えのところから鴨居中学校あたりでは標高14メートル。
おしゃれな壁面を見たりしながら

下っていたのだけど、住宅地に入ってからマップが指示する経路で住宅地の中に入っていくと、ありえない上り坂。
普段うちの近所の高低差が少ないところばかり歩いてるので、住宅地でこういう道は想像しなかった。

浦賀駅の入口にたどりついたのが18時11分。
ここから改札、ホームとまた上り。エレベーター使いましたが。
ここも線路と地面の高低差が大きいのね。
18時14分の品川行き普通に間に合って、最後尾に乗ったので堀ノ内の手前がシングルスリップなのがよくわかる。

待避線側に特急成田空港行きが停まってて、がら空きなので問題なく座って品川が19時13分。
最寄り駅に戻ってきたら20時過ぎ。

何か食べて帰ろうと、いつもの串焼きやさんに行くと空席なし。
なのでいつも前を通るだけのちょっとおしゃれな焼き鳥屋さんに初めて入った。
したら注文システムが初体験のこれ。
desilop.net
手順にQRコードを読み取った後、LINEのともだち登録というのがあったのでLINEをやってないとダメなのかと思ったがスキップすれば普通に使えると。
これは便利。
店員さんを呼ばなくても注文できるし、注文履歴が見れるのでその時点でいくらなのかがリアルタイムでわかる。
焼鳥もおいしかったし、大変満足。
会計をPayPayでというと、PayPayのQRコードを持ってきて、スキャンして金額は手入力するタイプ。
会計が済んで帰り道にもう一度開いたらもうなにも見えなかった。
検索するとこういうオーダーシステムっていろんなところがやってるのね。
客がスマホを持ってない場合は使えないけど、今だったらほとんどの客がスマホを持ってるだろうからいいよね。

というわけで、あるいた歩数が2万歩弱、好天に恵まれて見たものも食べたものも皆良かった一日でした。