懸案だった長谷川町子美術館&長谷川町子記念館、渋谷に行きたいのでこれはいい組合わせだなということで提案したらかみさんが乗ってきた。
金曜の夜の時点でSHIBUYA SKYのウェブ予約はかろうじて残ってたブロックがタッチの差でアウト。
というわけで、長谷川町子美術館&長谷川町子記念館だけ行って来た。
東急田園都市線を桜新町でおりて上に上がるといきなりサザエさん一家がお出迎え。
そこから続くサザエさん通り。
記念館では企画展わかめちゃんをやってるらしい。
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美術館でチケットを買って、最初は美術館。
長谷川姉妹が収集した美術品が展示されてる。
帰宅後気付いたが、入館時にもらったしおりを開くと美術館開館の経緯がマンガで描いてあって、なるほど。
あとアニメのサザエさんの部屋。
きっちり製作された磯野家の模型があって、屋根がなくて間取りがよくわかる。壁には間取りの説明がある。
アニメの放送開始以来50年以上経つが、初めて間取りを知った。
あとはシナリオや絵コンテ、キャラ表などの資料。
碁盤・碁石に将棋盤・将棋の駒などの設定が色だけじゃなく線の太さまであるところが細かい。デジタルだからか。
手描きを取り込んでデジタルで仕上げてるようだ。
サザエさんが1回分3話上映されていてその間いたから20分ちょっと?
美術館の滞在時間が40分ちょっと。
道を渡って記念館。
ここは凄かった。
常設展「町子の作品」
昭和20年代から30年代の部屋を再現したコーナー。
懐かしいが展示の都合か六畳間になってて、当時はこれを四畳半に詰め込んでたんだよ。
あとサザエさん、エプロンおばさん、意地悪ばあさんの作品データベースはタッチペンで操作して一部の作品を読める。
全部は見なかったが表示すると読んじゃう。
滞在時間20分ぐらい
企画展 わかめちゃん
アニメのワカメと違う原作のワカメを様々か角度から切り取って、大量の作品と時代の写真とか。
作品を全部読んだので時間がかかった。四コママンガって、つい読んじゃうよね。
作品データベースで感じた横に長い四コマってどういう形態で掲載されてたんだろうという疑問は、新聞の四コマに左右を描き足したりして加工してあったのね。
見終えた時間のヒントになるような写真がなかったので推定滞在時間1時間ぐらい?
常設展「町子の生涯」
長谷川町子って、福岡中央だったのか。うちの中学も学区だったので、同級生が何人か行ってる比較的ご近所。家の場所はだいぶ違うけど。
姉妹の写真が掲示されてて、姉の鞠子さんが「マー姉ちゃん」の熊谷真実そっくり。
クレヨンクレパスはぺんてる、色鉛筆はステッドラー。
田河水泡の写真とかもあって、かみさんがこないだの本
a-sue.hatenablog.com
に「田河水泡も記念館があるって載ってたよ」と。
行かねば。
滞在時間がわかめちゃんと併せて1時間20分なので、ここだけの推定滞在時間20分ぐらい?
ショップでは、本は買わなかったが小皿や手ぬぐいなどのお買い物。
せっかくなので一休みしてコーヒー。
注文を受けてから豆を挽くのでお時間をいただきますと言われて渡されたのがこれ。
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しゃれてる。
来たコーヒーのカップがこんな感じ。
かみさんが凄く気に入ったんだけど、残念ながら非売品。
この珈琲が凄く美味しかった。
珈琲を飲みながら読める本を棚に用意してあって、選んだのは棚にあったうち比較的新しい作品が載ってる姉妹社版『サザエさん No.39』。
www.books.or.jp
1963年1月から5月まで。
1965年ぐらいから朝刊で読むようになったのでこの頃はまだリアルタイムを新聞では読んでない。
飲み終えた後も最後まで読み切って喫茶部滞在30分ぐらい。
記念館滞在時間約2時間半。
美術館と併せて3時間15分ぐらい、堪能しました。
企画展が変わるタイミングでまた行きたい。
帰りはすぐそばのサザエさん公園を見た後、
ちょっと散歩して駒沢オリンピック記念公園を経由して駒沢大学駅から乗る。
途中歩いた世田谷区の住宅街の家がどれもおしゃれで凄かったなぁ。