a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『社会的嘘の終わりと新しい自由 2030年代の日本をどう生きるか Kindle版』 渡瀬裕哉 すばる舎

買ったのはここ。
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途中ちょっと日本語に納得いかないとことか、LGBT同性婚を価値観の衝突と言ってるとこなどが納得いかなかったが、それ以外はまあ納得いく話が多かったかな。
権威主義の段階について、現在はリベラルな民主主義と暴走するポリティカル・コレクトネスが生み出す抑圧によって息苦しさを生んでるとかなんとか。
そのあたりは読んだ内容をあまりちゃんとまとめ切れてないが、日頃感じる政治への無力感とかSNSで叩き合う行きすぎた正しい人たちとかを言語化してあって面白かった。
社会保障というのが元は公務員や兵隊に対するものだったのが一般国民に対象が広がって、政府に人生を決められてるんだというのはちょっと目からウロコ。
最後の自由な社会のあり方とか自由な社会の人生の行き方は、すでにやってることも多かったな。
会社以外のコミュニティに所属する話は、30年以上前にパソコン通信でつながった人たちと今もつながってるし、日々の生活の大部分が習慣化されてるし。
出来てないことに目をつぶってるともいうが。