a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『RM MODELS 337 2023-10』 ネコ・パブリッシング

今回の特集は憧れのホビールーム 2023

の前に、鉄道模型コンテスト2023のレポート。
8/4~6 に住友三角ビルでやったやつ。
高校とか中高一貫校高専の部活による作品がどれもレベル高い。

で、特集。
基本的には巨大レイアウトで住環境うらやましいねぇな話が多いんだけど、ルームの特集なためかプランがほとんど載ってないのが残念。
プレハブの独立したホビールームいっぱいに模型や素材があふれかえってて、その中にモジュール線路を吊り下げる形でレイアウトを計画してるってのはちょっと想像の範囲を超えてて凄い。
さらに想像の範囲を超えてるのがクハ115-1106 を譲り受けた話。「万葉超音波温泉」に保存・展示されているらしいが、維持・管理しているのは個人。模型工作なみにこだわった内外装に機器の復元とか、凄すぎる。
その後に出てきたのでちょっとホッとするのがオーソドックスなロッキーナローのレイアウト デンバー・アンド・リオグランデウェスタ鐵道 赤山支線。
1:48 19mm 、5430mm×4400mm のG&Dのような巨大レイアウトだが、たまたま空き部屋が出来た、って、どんな家。
オールカラーで8ページ、作者によるプランも載っててディテールの写真もたっぷり。
堪能しました。

宮下洋一昭和模型工作室。
地鉄電車慕情 第16回 城下町の場末にあった小さな駅 田島口。
1996年に開催した二人展に出展したセクションの紹介で、これもオールカラーで6ページ、製作途中の写真まで紹介されてるが、ずいぶん前に作られた作品なのにディテールの細かさが凄い。

次に 1:80真鍮スクラッチビルドによる名鉄6000系1次車の製作という記事。
フルスクラッチ初めてという方の作品の製作過程の記事なんだけど、具体的な工作技法とその過程をしっかり紹介してあって、ついじっくり読んでしまった。

というわかで、今月号は着手が遅れたがレイアウトの記事が多くて満足度高し。

編集後記に書いてあって初めて気がついたけど、広告ページをのぞいてオールカラー化したのだそうで。