買ったのはここ
ぼくらの小松崎茂展を見にいったのがもう一昨年のことなのか。
文庫というスタイルのため、カラーは口絵の分しかないが、本文中にペンががたくさん入っている。ぼくらの小松崎茂展で見たような下町を描いたペン画とか。
南千住の生まれというのは知らなかったのか忘れてたのか。谷中天王ホテルはJRの上にあるようなので、京浜東北から見てみたがどれだかわからず。
僕らの世代がよく知っている、少年週刊誌のグラビアや、パッケージイラストの話は少なめで、それ以前の話がたくさんあったのがおもしろかった。特に谷中天王ホテルから見る東京大空襲の様子は臨場感があって、あらためてひどいことしたもんだと思いましたよ。
この本は1993年に出て、文庫になったのが2000年なので、亡くなった頃の話は入ってません。
異能の画家 小松崎茂―その人と画業のすべて (光人社NF文庫)
- 作者: 根本圭助
- 出版社/メーカー: 光人社
- 発売日: 2000/06/01
- メディア: 文庫
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