a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『8マン〔完全版〕 1』 平井和正・原作 桑田次郎・まんが マンガショップ

怪人ゲーレン 週刊少年マガジン 1963年(昭和38年)20号〜24号
サタンの兄弟 週刊少年マガジン 1963年(昭和38年)25号〜31号
怪力ロボット〇〇七 週刊少年マガジン 1963年(昭和38年)32号〜39号
決闘 別冊少年マガジン 1964年(昭和39年)秋号
死刑囚タランチュラ 別冊少年マガジン 1965年(昭和40年)新年号

昨日届いたのだけど、まあ読み終わったところで書くかと。
すばらしいです。
サンデーコミック版と、リム出版完全復刻版と、扶桑社文庫を持ってるけど、各回の扉をインラインで収録してある完全版は初めて。扉絵だけを収録したアップルBOXクリエイトのや復刻扉絵集があるけど、この形式は初めてで、うれしい。
贅沢を言えば、カラー完全再現がほしかったなぁとか、線がつぶれてるページがあるなぁとかよりよいものを求める欲がないではないけど、それは欲ばり過ぎってものでしょう。
作品自体は今さら書くこともないおなじみのものだけど、今あらためてじっくり読んでみると、サチ子さんの存在というのは当時のまんがのレベルを超えた存在だよね。それなりの大人で、主人公に恋してるという存在は、女の子というと妹ぐらいしかいなかった作品の中ではピカイチ。「ストップ!にいちゃん」のサチ子ですら友達止まりだし。
読切り2編は時期的1年ぐらい後の作品で、この短期間に絵柄がずいぶんスマートになってるのがよくわかる。
なんか、8マンについていろいろ話したくてとりとめなく書いてしまいそうなのでこの辺で。
素晴らしいですよ。

8マン〔完全版〕(1) (マンガショップシリーズ) (マンガショップシリーズ 435)

8マン〔完全版〕(1) (マンガショップシリーズ) (マンガショップシリーズ 435)